昨日は朝刊を見て驚きましたが 十分ありえることと 納得できました。
京都の伏見稲荷大社でぼや騒ぎがあり 火のついたろうそくをくわえて飛び去った カラスが犯人
だというのです。
目撃者もおり 羽が燃えるリスクを冒してもなお カラスは和ろうそくを食べたかった ということに
なっております。
カラスが 高い知能の持ち主ということは 昔から言われており 以前NHKでやった カラスがいかに
賢いか という特集を思い出しました。
以前の記事にも書きましたが ハトか鯉のエサの自動販売機前に 小銭がたくさん落ちており 管理人は
?? でしたが そのうちに近くの神社の賽銭箱から カラスが小銭をくわえてきて 自動販売機で買い物
をしていることに 気がついたそうです。
それも初期の頃は 1円玉や5円玉が散らばっていたものが 間もなく 落ちたコインは見かけなくなり
販売機前も きれいになったと言います。
人間がコインを入れてエサを買う姿を見たカラスは 神社の賽銭箱からコインをくわえてきて あれこれ
自動販売機に入れて はは~ん これか! と10円玉で買えることを学習し 以来10円玉のみの窃盗団
となったそうです。
実際 賽銭泥棒の現場から 自動販売機までをカメラが追い 何羽ものカラスが 正確に10円玉を盗り
買い物をする映像を見て 夫婦でたまげました。
これを会社で話しても だれも信じてくれずでしたが 再放送があり 皆で改めて驚きました。
山道の 車の通るワダチの場所へクルミを置き タイヤが割るのを待ってから食べるというCMが
過去にありました。
伏見稲荷大社ぼや騒ぎは 夕方のニュースでもやっており カラスが公園の水飲み器で 自分が操作し
水を出して飲む姿や ペットボトルを横にして足で押さえつけ くちばしで器用に蓋を回して開けるなどの
映像が紹介されました。
知能が高く 学習能力があり 増々賢くなっていくカラスは 高齢化が進む日本で 人間の知能を追い抜く
日が やがて来るかも知れません。
カラスといえば こちらのカラスは 世界の歌姫 マリア・カラスです。
オペラは見たこともなく 興味もなくで 昔の音楽の先生が彼女のファンで マリア・カラスの
蝶々夫人だったか 授業で聴かせてくれましたが 猫に小判で なんオクターブも出る彼女の
声に ふ~ん すごいね とたいがいの生徒は ぼんやり聴いていた程度です。
ギリシャの海運王 オナシスの長年の恋人だったらしく マリアが世界的な歌姫になった背景
には オナシスの資金があってこそ とも書かれております。
なぜか結婚せず9年もの間 恋人同士だった2人ですが オナシスが再婚相手に選んだ女性は
マリアではなく あのJFKの未亡人 ジャックリーンでありました。
にわか成金は 夫の死後も増々美しく パパラッチが追う プレミア付の妻が欲しかったのです。
先日熱狂的に迎えられた キャロライン米駐日大使は妻の連れ子として 11歳で弟と共にギリシャ
に渡ったことになります。
一方 オナシスから受けた屈辱に 精神を病んだマリア・カラスは このときすでに全盛期の声は
出なくなっており 薬物を乱用するようになったと書かれております。
大富豪でも 思うようにいかんもので 世界一の妻をめとり 鼻高々であったオナシスは やがて
ジャッキーのわがままと 桁違いの浪費に へきえきするようになり 結婚生活は 短い期間で
破たんしたとのことです。
やはりマリアが良かった よりを戻したいとオナシスは望みますが その頃のマリアは 歌姫として
君臨できないほどに声は落ち 仕事も減っていきます。
やがてオナシスが亡くなり 2年後に マリア・カラスも53歳の若さで亡くなります。
マリア・カラスの功績はほとんど知らず レコードも聴かずですが 彼女のもう一つの話は
皆が とても興味を示します。
それは若いころ 大変な肥満体であったマリアが さなだ虫のタマゴを飲み 減量に成功した
話は有名で 最盛期には100㌔を越えた目方が 短い期間に半分以下になったらしいのです。
減量したい でも食べたい 欲望を押えられない弱い意志には さなだ虫療法が効くかも知れま
せんが これはなかなか勇気が要ることで ちょっと普通では考えられないダイエットとなります。