看板。
モスクワの赤の広場に ルイ・ヴィトンの巨大展示場が建設され
物議をかもしておりましたが ついに
『ロシアの神聖なる場所を 汚すべきでない』
と批判の声が強く 12月2日のオープンを待たず撤去されることに
なったとニュースは伝えております。
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フランスの高級ブランド ルイ・ヴィトンはだれでも知っている名前で
田舎の高知市にも1軒 直営店があります。
お高いバッグはよう買いませんが かつての同僚が 娘さんがこの店に
就職が決まったと 喜んでいたことを思い出します。
これも最近のニュースですが モスクワの中心地で キャノンの大看板が
風景を壊すとの理由で 撤去されたと聞きました。
あ キャノン ではなく正しくは キヤノン とまろさんに教わりました。
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産経新聞モスクワ支社が入るオフィスビルは ビル屋上にキヤノンの大看板が
立ち 赤いネオンサインの Canonの文字はどこからも見え 場所を説明するとき
Canonのビル と言えば通じる だれでも知る看板だったといいます。
これも 景観を保全する という モスクワ市の新たな規制で撤去されたそうで
他の場所でもこの新たな規制で 日本企業の看板が多数姿を消したそうです。
これについて モスクワ在住の 日本人の多くが 寂しいと述べております。
写真を見ると Canonの看板と 赤の広場に ででん!と建ったヴィトンの箱
では全然 景観を損ねるの意味合いが違うと思え かつてソビエトと呼ばれた
国の 聖地ともいえる場所に 1企業の巨大な展示場建設は いかがなものか。
ヴィトン社は 理解できない と不服なようですが もし凱旋門横や
ルーブル美術館の庭に 外国企業の展示場が建ったら 理解を示し
容認するとは思えません。