くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

得月楼の門松。

2013-12-23 | 日記

自転車で街へ出ると はりまや橋のすぐ近くに 得月楼があります。

高知県出身の直木賞作家 宮尾登美子さんの小説にたびたび出てくる
陽暉楼です。

得月楼の前には毎年門松が立ちますが 今年も早々と立っておりました。



              
陽暉楼は 明治から昭和初期にかけ 西日本一の妓楼といわれたらしく
宮尾さんの小説は ここを舞台にしたものが多く見られます。

今の得月楼は電車通りに面しておりますが 当時の陽暉楼はもっと西の
鏡川のほとりにあったらしく 店の前には舟が着いていたようです。


宮尾登美子著 『陽暉楼』 は陽暉楼一の売れっ子芸妓 桃若を池上季実子さん
主演で映画化され 女衒業の父親役 緒形拳がさすがの貫禄でありました。


桃若は実在の人物で 若くして病死しましたが 魅力的な女性だったようです。

 

それにしても宮尾登美子さんは 元気にされているでしょうか。

数々の小説を著し 多くがベストセラーとなり そのほとんどが映画やTVドラマ
になりヒットしました。


これは1年半前の 高知新聞へ載った宮尾登美子さんの記事で その当時私がblogへ
載せた写真です。

記事によると宮尾さんは ふるさと高知の お城の見えるマンションを購入し これから
は高知に住まわれるとのことでした。

宮尾さんは87歳で 母より1歳上になります。

同じ市内に住んでも 宮尾さんの近況はとんと聞かず 高知新聞へ載った通り1年半前は
高知市へ居を構えたはずですが 今も続いてお住まいなのか お元気でおればいいがと
わが母と同年代の 宮尾登美子さんを思います。
 

              

              

 


             
              
コメント (18)
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