くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

映画『九十歳。何がめでたい』

2024-07-19 | 日記

アクションも特殊撮影もなく 刺激的な展開も場面もないこの作品が
興行収入10億円に達する勢い   と聞きました。

映画『九十歳。何がめでたい』は100才の佐藤愛子氏を 90才の草笛
光子氏が演じ この作品はシニアの応援歌になっているそうです。

 

休筆宣言し 家にこもる当時90代の愛子氏に 冴えない編集長が
通い詰め書かせたエッセイが ベストセラーになるという実話です。

ただいま100才の佐藤愛子氏は 文筆業でなく女優になっても成功
したろうの美しさですし 草笛光子氏も どう見ても90才には見えぬ
美しさ・たおやかさで 2人の美魔女はさすがの貫禄です。

『九十歳。何がめでたい』の続編『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』
これもベストセラーだそうです。

これは佐藤愛子氏が 98才時の写真です。 文藝春秋さま拝借します。 

  

草笛氏はずっと独身を通した と思っていましたが 90年の人生で
1年9ヵ月だけ結婚期間があり   その相手が芥川也寸志氏  でしたか。

草笛氏は自邸のトレーニングルームで 日々訓練を怠らないそうで
なるほどの若さ 美しさです。

今は加藤和彦氏も はしだのりひこ氏もいない フォークルセダーズ
『悲しくてやりきれない』 

この曲はサトウ・ハチロー氏の作詞だったことを 今回知りました。
 

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天才贋作師 ベルトラッキ。

2024-07-17 | 日記

高知県立美術館が30年前に買った ドイツ カンペンドンク作の『少女と白鳥』が
天才贋作師ベルトラッキ作ではないか?  のニュースで賑わっています。

1,800万円で購入した  『少女と白鳥』
 

同じく徳島県立美術館でも 25年前に買った仏の画家 メッツァンジェ作の
『自転車乗り』 がベルトラッキ作ではないか?  の疑いが浮上しています。

6,720万円で購入した『自転車乗り』 は今現在 展示を控えているそうです。
 

昨日の読売新聞ニュースです。

独の「天才贋作師」が関与か…徳島・高知の県立美術館で贋作疑い次々(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

独の「天才贋作師」が関与か…徳島・高知の県立美術館で贋作疑い次々(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 徳島、高知両県の県立美術館は、所蔵している油彩画に 贋作(がんさく)の疑いがあると発表した。同一の贋作師が手がけた可能性があり、両館が調査を進めている。 贋作...

Yahoo!ニュース

 

何ヵ月か前に 『贋作師 ベルトラッキ 超一流のニセモノ』 というNHKの
ドキュメンタリー番組がありました。

現代アートの贋作を2,000点 約40年間描き続け 被害額は45億円にのぼる
そうです。

40年間世界をだまし続けた天才は 2011年ささいな事で贋作がバレました。
その時代には まだ存在しなかった絵の具を使ったため ミスりました。

3年間服役後   今はスイスの『仕事場』で妻と優雅に描いており   ニセモノと
承知の上で絵を買うお客が増えた とそんな内容だったと思います。

 

2011年に正体がバレて 以来絵に 自分のサインを入れ売っているそうですが
25~30年もまえに 高知・徳島県立美術館は 件の絵を買っています。

その当時はだれも 氏の存在すら知らない時代ですから たぶん今回の両美術館
とも 所蔵の作品はベルトラッキ作と思われます。

両美術館とも 信頼できる画廊から買っており 真贋を見極める専門家の眼を
あざむき続けてきた 天才贋作師の腕は だれにも習わず独学で学んだそうです。

「彼はたった1人で美術界の第一人者を出し抜いた。凄腕のカウボーイのようだ』
とは ある美術評論家の賛辞です。

 

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大相撲名古屋場所2024 初日。

2024-07-15 | スポーツ関係

昨日 大相撲名古屋場所が初日をむかえました。
今場所は上位力士の休場がなく 1横綱・3大関が揃いました。

 

「こんなだらしない姿を   ずっと見せるわけにいかない」と照ノ富士は
固い決意で今場所に臨んだようですが サポーター姿が痛々しいです。

照ノ富士は結びの一番で初日を勝ちましたが 3大関がそろって初日は
黒星で 先場所優勝の大の里も黒星スタートとなりました。

 

今日も敗けて中日に3タテ食らうやろね と観る側もすっかり弱気に
なった阪神が 延長10回で5点も入れ勝った 嬉しいニュースです。

岡田監督の嬉しそうな顔。ベンチの監督が映るたびに ほほが膨らみ
動いているのは 常にパイン飴を食べているから?  体に悪いですよ。

 

それと岡田監督は負け試合のあと 大山がサトテルが と記者にグチる
前に本人に注意してやるほうが いいのでは? と思います。

活字になって またはSNSで流れた監督のイカリは 名指しされた本人が
見たら 直接あるいはコーチを通じて注意してよ と絶対に思うはず。

なんか今の監督采配は イカリにまかせて あるいは好き嫌いで人事異動
(ファームのことね)  しているみたいに素人には映ります。

チームの亀裂は勝ちが全てを解決しますが 昨年のようにはいきません


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禁じられた食い物。

2024-07-13 | 食物関係

こうも蒸し暑いと blog友が載せておられた かき氷の宇治金時の写真が
脳に蘇り『禁じられた食い物』ではありますが 一度ぐらいと出かけました。

口に旨い食べ物は糖尿病予備軍には ほぼ100%『禁じられた食い物』です。

メニューを指さし これと注文したら 練乳は掛けますか?  生クリームは?
とトッピングを聞かれ 「はい全部付けてください」 の結果がこうなります。

 
 

かき氷とお箸を ウエイトレスの姉ちゃんが置いて行きました。

はて?  和テイストのかき氷は今はお箸で食べるのか?  遅れているからね私。
山はお箸でもいけるが 器に溜まった汁は 口をつけてゴクゴク飲むのかね

とお箸で食べ始めると 「すみません  間違いました」 と先ほどの姉ちゃんが
飛んできてスプーンを置いていきました。

『禁じられた遊び』を名画座で観たのが もう50年近くむかしになりました。

 

若き日のルネ・クレマン監督と 主演のブリジット・フォッセー現在78才
は当時5才でした。  1952年の作品です。

 

バックに流れる 物悲しいギターのテーマ曲もヒットしました。
作曲したナルシソ・イエペスの演奏で『愛のロマンス』です。
 

 

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映画『ディア・ファミリー』

2024-07-10 | 映画・TV

映画『ディア・ファミリー』を観てきました。

心臓に先天的疾患をもち生まれた娘が 20才まで生きられないと知り
手を尽くしたが断られ それなら自分で人工心臓を作ろうと バルーン
カテーテルを完成させた 愛知県の町工場経営者の実話になります。

バルーンカテーテルの完成は大きく 脳の血管に使うものも開発された
今では 多くの命が救えるようになりました。

この映画を観てすぐ連想したのが『土佐希望の家』を作った競輪選手の
山崎勲氏です。今は大きくなりましたが 発足当時は小さい施設でした。

 

1963年生まれの氏の次男が 重度の脳性麻痺を患っており 治療のため
各地の医療機関を訪ねるも受け入れてもらえず それなら自分で作ろうと
昭和41年 小さい施設を建てました。  
                  現役時代の山崎氏   7/11追加しました
  

土地から買わねばならん資金は 57才の引退まで 一線級の選手として
35年間674勝の輝かしい賞金を充て 競輪仲間からの暖かい支援もあって
やって来れたといいます。

発足当時 県内に重症心身障碍者の受け入れ先はほとんどなく 県から
資金を出してもらい 少しずつ規模を大きくしていって 今に至ります。

これは藤川球児くんが現役のころ 慰問に行ったときの写真でしょうか。

 

せっかく施設を作りましたが 山崎氏の次男さんは 入所して間もなく
亡くなったそうです。 そして山崎氏も一昨年 93才で亡くなりました。

山崎氏の功績は大きく称えられ 高知競輪には『山崎勲杯』があります。
   

コメント (12)
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