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性差別と言えばやっぱり男尊女卑と言う言葉があるように、男性が社会的に女性よりも優遇されている事を言うのだろう
しかし、最近は男社会だと思っていた職業に女性の進出が目覚しいものがある僕がまだ小学生ぐらいの時は鉄道機関で働いている女性は見た事が無かったし、タクシーの運転手において女性の運転手を見た事が無かった
しかし、最近では当たり前のように駅で女性の人が働いているし、タクシーの運転手にも女性を見ることが珍しくない
しかし、あくまでは表面的には解決されているように見えるが、実際はまだまだ社会的に男尊女卑の問題はあるだろう
ところが今回紹介したい映画であるリトル・ダンサーと言う映画は性差別をテーマにした映画だけれど、前述したような男尊女卑とは全く異なる
女性社会に入っていく事に対する男性(男の子)を描いている映画
実を言うと感動する映画ということで前から『リトル・ダンサー』はタイトルだけは耳にしていたしかし、タイトルから想像するのに僕はダンサーと言うのに興味が無いので観る気が起こらなかった映画だったのだが、最近愛を読むひとと言う映画を観たのだが、この映画の監督がスティーヴン・ダルドリー
実は僕がよく読むブログにメディアミックスというブログを載せているにゃむばななさんからのお勧めで今回観る決意をしました
それでは小粒な映画だけれど家族愛にも触れる事ができる『リトル・ダンサー』を紹介します
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イギリス北部の炭坑の町において、音楽が好きなまだ少年のビリー(ジェイミー・ベル)はおばあちゃんと炭坑労働者の父(ゲアリー・ルイス)と兄のトニー(ジェイミー・トラヴェン)の4人で暮らしている
しかし、現在は炭坑労働はストライキ中で、父(ルイス)と兄のトニー(トラヴェンス)は強硬なストライキ派であった
父(ルイス)はビリー(ベル)に強い男になってもらおうと、毎日ボクシングの練習に行かせるためにお金を渡すが、ビリー(ベル)は負けてばかりだった
ある日ビリー(ベル)がボクシングの練習の最中に女の子ばかりのバレエを練習している集団が、ボクシングの練習場と同じ場所にやって来た
女の子ばかりいるバレエの練習を見て、ビリー(ベル)はやがて父からもらっているボクシングの練習代のお金を、バレエの練習代にしてしまう
女の子ばかりいるバレエの練習だったが、バレエを教える女の先生のウィルキンソン(ジュリー・オルターズ)はビリー(ベル)の中にあるバレエの才能を見出し、個人レッスンをしてビリー(ベル)をバレエの名門ロイヤル・バレエ学校へ行かしたいと考えていた
しかし、ビリー(ベル)がボクシングの練習に行かずに、バレエの練習に行っていることを知った父(ルイス)は、バレエが女性のすることだと考えていた彼にとってビリー(ベル)がバレエをすることに嫌悪感を示す
ついにビリー(ベル)はバレエを続ける事が出来ないように思われたが、クリスマスの夜にビリー(ベル)は親友のマイケルを連れて、こっそりバレエの練習場で2人だけでバレエの練習をするが、その練習風景を父(ルイス)は見てしまう
父(ルイス)はビリー(ベル)に対して怒りが爆発するかと思ったのだが、なんとビリー(ベル)のバレエの練習している姿に彼の中にバレエの才能があることに気付いてしまう
父(ルイス)はビリー(ベル)をロイヤル・バレエ学校へ行かすためのお金を稼ぐためにストライキ破りに出てしまうそんな父(ルイス)の裏切りの行動に驚く兄のトニー(トラヴェンス)だったが・・・感動する家族愛を映画で観てください
僕もこの映画を観るまではバレエのストーリーはちょっと抵抗があったけれど、考えてみれば日本でもバレエダンサーとして世界的な有名な熊川哲也さんが居るから、男がバレエをすることに偏見を持って見ることが可笑しいことぐらいはすぐにわかるのだけれど、僕もバレエに夢中になるビリー(ベル)の父や兄のように偏見を持っていたのは反省しないといけない
しかし、炭坑の町という閉塞感の漂う場所において、男性がバレエをするという偏見とストライキを絡ませたストーリーは良いね
性差別のテーマがこの映画にはあると思うけれど、父親が自分の信念を曲げてストライキを破ってしまうシーンとバレエ学校へ一人で旅立つ弟を見送る兄のバスを追いかけるシーンには感動するそしてバレエを教える先生と生徒の交流も忘れられない
音楽が効果的に使われていてミュージカル映画的な楽しさを持っているから幅広い層に楽しめる映画です
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