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僕は東京に憧れを持っていたやっぱり仕事をするなら田舎で細々と仕事をするくらいなら東京へ行って大きな仕事をしたいと学生時代は思っていた
しかし、今思えばこの考えはアメリカ映画の見過ぎによる誇大妄想
東京なんかへ行っても大した仕事が出来る環境が無い。
アメリカ映画を観ていると田舎者や貧民街で暮らす男がアメリカン・ドリームを求めてニューヨークや大都市に出掛けて、成りあがっていく映画がたくさん見受けられるが、東京へ行くこととアメリカン・ドリームを一緒に考えているのだから、僕も夢を持っていたと言うよりも単に世間を勘違いして見ていたというべきであろう
今回紹介する訣別の街はニューヨークへルイジアナ州の田舎から出てきた若者がアメリカン・ドリームを掴みながら、政治腐敗という現実を知ってしまうストーリー
この映画が公開された1996年といば、日本人にはアメリカン・ドリームなんて言葉は既に死語になりつつあったと思うが、しかしアメリカの若者にとってアメリカン・ドリームはまだ存在していたことがわかる
このような政治腐敗を描いている映画にギリシャの映画でコスタ・ガヴラス監督のZという映画を思い出す。
しかし、この”Z”という映画は政治腐敗を描いていると言っても政治家殺人事件を描いているから内容はメガトン級だ
日本における政治スキャンダルといえば、政治献金という事になるのだろうか?
今回紹介する訣別の街はアメリカにおいても政治献金の問題があることを知らせてくれるが、アメリカの政治の世界でもどす黒い部分があることを知らせてくれる訣別の街を紹介します
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ニューヨーク、そこは運があれば成功する街とつぶやく、ルイジアナ州から出てきた若者は若くしてニューヨーク市長補佐官という高官に抜擢され、ニューヨーク市長のババス(アル・パチーノ)から”自分の右腕”と呼ばれるカルフーン(ジョン・キューザック)
彼はババス(パチーノ)のカリスマ性、そして市民からの圧倒的人気のの存在に対して憧れを持ち、そして尊敬していた
しかし、若き市長補佐官のカルフーン(キューザック)の運命を変える事件が起きる
ある日、ニューヨークの敏腕刑事が保護観察中のマフィアが撃ち合い、一発の流れ弾が偶然その場にいた黒人の少年の命を奪った刑事とマフィアも死亡する
次期アメリカ大統領を目指すババス(パチーノ)はイメージダウンを避けるため早速カルフーン(キューザック)に事件処理を任す。
しかし事件の成り行きは殉死した刑事がマフィアとつながりがあったという結果になったが、マフィアとのつながりに疑いを持つ女性弁護士コーガン(ブリジット・フォンダ)からカルフーン(キューザック)に、刑事に撃たれたマフィアは保護観察処分どころではない罪を犯している事を聞かされる
市長補佐官として多忙を極めるカルフーン(キューザック)だったが、コーガン(フォンダ)と撃たれたマフィアの事を調べると、そこには判事スターン(マーティン・ランドー)に対する賄賂、そして地元の議員であるアンセルモ(ダニー・アイエロ)とのニューヨークの大物マフィアとのつながり、そしてさらには尊敬していたババス(パチーノ)に対しても疑惑が・・・結末は映画を観てください
僕ではなく、友達が描いたアル・パチーノです。うまい
市長と市長補佐官という関係でありながら、まるで親子関係のようなアル・パチーノとジョン・キューザックの友情に感動する作品。
政治家を志す者は誰しも自分を捨てて市民、国民のために誰しも頑張る事を誓うのだろう。しかし、その理想を忘れる、いやその気持ちをずっと持っていたとしてもいつの間にかおいしい事にぶら下がってしまう。
アメリカの映画を見て、日本の政治家のことを考えさせられました
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