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最近よく耳にする女優さんの名前でマリオン・コティヤールの名前をよく聞く。
現在大ヒット中のインセプションに出演しているし、パブリック・エネミーズにも出演している。
そして豪華キャストのNINE(ナイン)にも出演するなど、話題作に立て続けに出演している今が旬な女優さんだ
しかし、僕は彼女の映画でビッグ・フィッシュやロング・エンゲージメントを観ているけれど、あんまり彼女の出演に対して気にならなかった
今回紹介する映画はそんなマリオン・コティヤールが、超有名シャンソン歌手であったエディット・ピアフを演じたエディット・ピアフ~愛の賛歌~です
僕が知っているシャンソン歌手といえばイヴ・モンタンしか知らなかった。
あの有名な枯葉という曲を歌っていたけれど、僕の中ではシャンソン歌手としてよりも”恐怖の報酬”、”Z”という映画に出演していたイメージが強い
ちなみに今回のエディット・ピアフという人物は全く知らなかった。だけど彼女の愛の賛歌という曲は、越路吹雪さんがカバーした曲で有名
他にも聞いたような曲が、この映画のなかで何曲か出てくるから見ていて自然にエディット・ピアフという人に対して、興味を持って観られた
しかし、生まれたときから非常に数奇な人生を送っていて、若干47歳で死んでしまう波乱万丈の彼女の人生を描いたエディット・ピアフ~愛の賛歌~を紹介します
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映画は時系列シャッフルで描かれています。1959年のニューヨーク公演最中にエディット・ピアフ(マリオン・コティヤール)が急に倒れるシーンから始まる
エディット・ジョバンナ・ガションが10歳の1915年のパリにおいて、母が路上歌手として歌っているが、母はエディット・ジョバンナ・ガションを自らの母に託して彼女の教育を放棄する
やがてエディット・ジョバンナ・ガションは父に引き取られるが、父は兵士として復員するため父の母に預けられるが、父の母は娼婦館を経営していた
しかし、エディット・ジョバンナ・ガションは娼婦たちの間で好かれており特にティティーヌ(エマニュエル・セイナー)とは仲良くなるが、エディット・ジョバンナ・ガションは幼くして失明するが、テレーズに祈ると、やがて彼女の失明は回復する。
父がエディット・ジョバンナ・ガションを引き取りに来て、父は大道芸人として各地を転々とするのにエディット・ジョバンナ・ガションも付いて回る日々。やがて父と一緒に回っているうちに彼女は歌を歌うようになる。
やがてエディット・ジョバンナ・ガション(マリオン・コティヤール)が20歳になると、ヤクザを通じて歌を歌うようになるが、名門クラブのオーナーであるルイ・ルプレ(ジェラール・ドパルデュー)からスカウトされ、エディット・ジョバンナ・ガション(コティヤール)は彼からピアフ(小さなスズメ)という命名れ、それ以降エディット・ピアフ(コティヤール)とした彼女の歌声はフランスで有名になっていくが、ルイ・ルプレ(土パルデュー)が殺される事件が発生し、エディット・ピアフ(コティヤール)は容疑者となってしまう
やがてエディット・ピアフ(コティヤール)に著名な作曲家であるレイモン・アッソ(マルク・バルベ)から厳しい特訓を受け、彼女は復活する。
そして1947年に妻のいる世界ボクシングチャンピオンのマルセル・セルダンと大恋愛をすることになるが、1949年に彼の乗っていた飛行機が墜落、そして彼も死んでしまう
それ以降のエディット・ピアフ(コティヤール)は歌を歌い続けるが、彼女の生活はドラッグや酒に溺れていくことになる歌手として順調にスターダムの地位を維持する彼女だったが・・・彼女の波乱の人生は映画を観てください
この映画を観ているとエディット・ピアフという人物が如何に大スターであるかわかる。色々なエピソードが散りばめられていて、彼女とマレーネ・ディードリッヒとの出会いのシーンや、そして前述したイヴ・モンタンに対して影響があった人物であることがこの映画を観てわかる。
この映画を観ていてエディット・ピアフは背が低くて、声が少しかすれ気味で、年齢も60台のおばあさんに見えるのだが、実際は彼女は47歳で死んでいるから相当老けていたようだ
そんなエディット・ピアフを演じたマリオン・コティヤールの彼女になりきった演技は凄い
実際は上記の画像のように綺麗な人なのだが、この映画におけるマリオン・コティヤールは美貌をかなぐり捨て、姿勢、表情、声などはまさに女優としてのマリオン・コティヤールを見せる
ちなみに彼女はフランス人でそしてこの映画もフランス映画に入るけれど、見事にアカデミー主演女優賞を取りました。
本当にそれも納得の演技で、この映画はエディット・ピアフの人生を描いていますが、ひたすらマリオン・コティヤールの演技に圧倒されました
しかし、この映画は時系列をバラバラにしているけれどあんまり効果が無いような・・・
普通に生い立ちから順番に撮って欲しかった気がする
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