褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ソーシャル・ネットワーク(2010) アメリカの億万長者は凄いです

2011年08月06日 | 映画(さ行)
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 恥ずかしがり屋の僕は自分の経歴を世界中に広めようなんて考えはこれっぽちも起こらないが、実名登録制でバンバン自分の情報を世界中に知ってもらおうというフェイスブックというSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が世界中で大流行。日本でも徐々に流行ってきているようだ。
 他人の秘密を覗きたいというストーカー心理は誰もが持っているようで、しかも近所に住んでいる綺麗な女の子の事なら尚更だ。そんな人間心理を上手く突いたことが今日に至るフェイスブックの隆盛につながっているのだろう。ちなみに僕は他人の秘密なんかは全く興味がない。

 しかし、本当に一攫千金のビジネスチャンスなんてどこに転がっているかわからない。女の子に振られたことをバネに億万長者にまで登りつめたフェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグを描いた映画が今回紹介するソーシャル・ネットワークです。

 弱肉強食のアメリカ社会において並みの神経の持ち主では億万長者になれない。少なくとも武士の情けを美徳とする日本人のような甘ちょろい考えはどうやらアメリカ社会では通用しないようだ。この映画を観ると己の目標に向かってなりふり構わず突っ走る主人公の行動力に大きな憧れを持つことは間違いない。
 それでは復讐、野望、裏切り、拝金、・・・人間のダーティーな面がとことん描かれたソーシャル・ネットワークを紹介します

ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]
ジェシー・アイゼンバーグ,アンドリュー・ガーフィールド,ジャスティン・ティンバーレイク,ルーニー・マーラ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


 2003年。ハーバード大学の2回生であるマーク・ザッカーバーグジェシー・アイゼンバーグ)は恋人のエリカ(ルーニー・マーラー)と口論になってしまい別れてしまう。寮の自室に戻ったマーク(アイゼンバーグ)は腹いせにエリカ(マーラー)の悪口をブログに載せ、さらにハーバード大学のコンピューターをハッキングし、女子学生の写真を並べてランク付けするサイト「フェイスマッシュ」を作り上げる。
「フェイスマッシュ」を公開したところ2時間の内に22,000アクセスを記録するが、4時間後に大学側にバレてしまう。
 そんなマーク(アイゼンバーグ)の名前は一躍ハーバード大学に知れ渡り、女子学生の中ですっかり嫌われ者になってしまう。

 ところがマーク(アイゼンバーグ)のコンピュータープログラマーとしての才能に目を付けたのが、ボート部に所属する双子の兄弟であるウィンクルボス兄弟(アーミー・ハマー)。ウィンクルボス兄弟(ハマー)はマーク(アイゼンバーグ)にハーバード大学生専門のコミュニティーサイトの新規立ち上げの協力を要請する。マーク(アイゼンバーグ)は彼らの要請を快く受け入れるが・・・。

 2004年。マーク(アイゼンバーグ)は親友のエドゥアルド(アンドリュー・ガーフィールード)と共にSNSザ・フェイスブックを立ち上げる。
 エドゥアルド(ガーフィールド)の人脈を利用してザ・フェイスブックは大流行し、たちまちマーク(アイゼンバーグ)は女の子からモテモテ。意気揚々のマーク(アイゼンバーグ)は偶然見かけたエリカ(マーラー)に再び付き合おうと声を掛けるが、彼女はザ・フェイスブックの存在を知らず、逆に軽くあしらわれてしまう。
 その事によってマーク(アイゼンバーグ)はさらにザ・フェイスブックの存在を大きく知らせようと、サイトのシステムを改良し、アメリカ中に大きく展開させようとする。

 マーク(アイゼンバーグ)とエドゥアルド(ガーフィールド)はスポンサー探しをしていたところ、19歳でナップスターを作ったショーン・パーカージャスティン・ティンバーレイク)と出会う。ところがこの出会いがマーク(アイゼンバーグ)とエドゥアルド(ガーフィールド)の友情の壊れていく切欠となり・・・若き億万長者であるマーク・ザッカーバーグとは果たして何者なのかぜひ映画を観てください



 コーンピューターの専門用語が多く、しかも台詞は早回し軽快なテンポでストーリーは進むけれど、このスピード感に付いていけない人が出てくるかも?映画館で観るよりDVD(ちなみに僕はブルーレイで観賞)で観る方が向いている作品だと思う。
 友達は少なくてもオタクなぐらいのコンピューターマニアぶり、女の子に振られてもその悔しさを大いなるエネルギーに替える精神的たくましさ、エロサイトでちまちま儲けようとせずにでっかくビジネスチャンスとして大金を掴み取ろうとする貪欲さ、親友よりも今日知ったばかりの人間の方が役に立つと思えば平気で仲間を乗り換える柔軟的な思考能力、二つの訴訟を抱えながらも両方とも和解金で乗り切ってしまう経済的豊かさ、僕はマーク・ザッカーバーグに対して嫉妬するどころかますます好きになった
 20歳代半ばで億万長者になる人は本当に凄いですね本当にこれからのますますの彼の活躍は世界中が注目しています。

 ちなみに監督はセブンファイトクラブで人類の希望、価値観を吹き飛ばすようなインパクトを与えたデヴィッド・フィンチャー監督他の作品では未解決殺人事件に翻弄され、破滅していく男たちを描いたゾディアックが面白い。

 出演者ではチョッと眉毛が気になる顔立ちのアンドリュー・ガーフィールドですが、ロバート・レッドフォード監督の大いなる陰謀、テリー・ギリアム監督のDr.パルナサスの鏡で重要な役割を演じているように今後が期待される注目の若手俳優だと思います。

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