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かつてアメリカにおいて日本人留学生が訪問しようとした家を間違ってしまい、別の家を訪問してしまったら不法侵入者と間違われてしまい射殺されてしまう事件があった。この時多くの日本人が銃を所持できるアメリカ社会は”けしからん”と文句を言ってみたものの、我こそ正義を掲げる傲慢なアメリカ人は全く聞く耳を持たないようだ。
ところが当たり前のように銃社会が成り立っているアメリカにおいて、平和を愛する日本人もビックリの非常に特異な村(集団)”アーミッシュ”があった

このアーミッシュという共同団体のような集団は徹底した非暴力社会を掲げ、銃の所持など神の意思に反するとばかりに嫌っている。そして文明社会の恩恵を受ける事を嫌い、その生活様式はまさに近代社会以前のまま。人々は農業、酪農に従事し自給自足の生活。電気は無くて明かりはロウソクで、そして家には電話が無い。交通手段には車ではなく馬車。そして衣服はチョッとダサい民族衣装。
日本を例に挙げると幕末の時代が現代においてまだ残っている感覚で、簡単に言うと文明の進歩が止まってしまったような生活をしているのがアーミッシュという集団か

そんな非暴力を貫き、近代文明の力を借りずに生活しているアーミッシュの村に、銃を持った人間が車に乗り込んで来たら果たして・・・というストーリーが今回紹介する刑事ジョン・ブック 目撃者です

偶然にも殺人現場を見てしまったアーミッシュの子供とその母親、そしてその家族を犯人の魔の手から守ろうとする刑事の交流が描かれた人間ドラマ。サスペンスタッチの面白さとアーミッシュの掟に苛立ちながらも彼らと交流しようとする刑事の葛藤の組み合わせが抜群に面白い刑事ジョン・ブック 目撃者を紹介します

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ハリソン・フォード,ケリー・マクギリス,ルーカス・ハース,ヴィゴ・モーテンセン,アレクサンダー・ゴドノフ | |
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン |
夫を亡くした未亡人のレイチェル(ケリー・マクギリス)は息子のサミュエル(ルーカス・ハース)を連れてペンシルベニア州のアーミッシュの村から妹がいるボルチモアに電車で旅行へ行こうとする。
しかし途中で降りた駅のトイレにおいてサミュエル(ハース)は殺人事件の現場を観てしまい、彼は黒人の犯人の顔もしっかっりと目撃していた。
事件を担当する刑事のジョン・ブック(ハリソン・フォード)は嫌がるレイチェル(マクギリス)とサミュエル(ハース)の親子を強引に捜査に協力させる。
なかなか犯人の手掛かりが掴めそうになかったが、警察署内において飾られたマクフィー刑事(ダニー・グローヴァー)の写真を見たサミュエル(ハース)はジョン・ブック(フォード)に・・・ここは名シーン

ジョン・ブック(フォード)は今回の殺人事件の犯人はマクフィー刑事(グローヴァー)であることを上司のシェイファー本部長(ジョセフ・ソマー)に報告しに行くが


ジョン・ブック(フォード)は重傷を負いながらも、妹の家に匿ったレイチェル(マクギリス)とサミュエル(ハース)を秘密裏に脱出させ自らの車の運転でアーミッシュの村に辿り付くが、ジョン・ブック(フォード)は意識を失ってしまう。
ジョン・ブック(フォード)はレイチェル(マクギリス)の献身的な世話のおかげで傷も治り、しばらくの間このアーミッシュで隠れることにするが、ジョン・ブック(フォード)を追いかける魔の手が接近してきて・・・徹底的な非暴力社会の中でジョン・ブック(フォード)が迫り来る敵と如何に対決するかは映画を観てください


徹底した非暴力による平和社会と銃社会の全く異なる文明の偶然の出会い


単なる撃ち合いの映画では楽しめないという人には、今回紹介した刑事ジョン・ブック 目撃者は考えさせるアクション映画としてお勧め出来ます

ちなみに監督はピーター・ウィアー


主演は大スターのハリソン・フォード

この映画のハリソン・フォードとケリー・マクギリスのラブシーンも見所です


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