しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

IT講習雑感

2010-12-08 13:10:41 | Weblog
 今年最後のIT講習が終わりました。11月30日(火)~12月3日(金)までの4日間は公民館主催の講習で、12月4日(土)、12月5日(日)の両日はパソコンサークルと公民館の共催講習でした。公民館主催の講習、公民館との共催講習、そのいずれについても、私は企画段階では関与していません。講師あるいはサポーターをやって欲しいという要請があればお受けする、そんな立場です。

 IT講習も一寸マンネリ傾向にあるような気がしてなりません。ここらあたりで、少し講習のあり方、内容などについて検討したら如何と思うのですが・・・。

 1.1クラス15名の受講者に対し、同じ内容のものを画一的に行う集合教育。パソコンの学習に集合教育はあまり向いてないように思います。初期のパソコン講習ではそれでよかった。

 2.受講者のレベルがかなりまちまちのように感じています。ある人にとってはレベルが低くつまらぬ。一方、ほかの人にとっては難しい。これ集合教育の限界ですね。

 3.受講者のニーズの問題。IT講習を受けたい人のニーズはいろいろあると思うのです。しかし、こんなテーマがよかろうというような、主催者側の一方的な思い込みがあります。受講者の年齢層を考えれば、パソコンの学習を実生活や自分の趣味の世界に生かしたい、そんなニーズが多いと思うのです。もう少し、受講者のニーズを探る努力。受講者がどんなことを学習したいと思っているのか、そんなことをもっと真剣に考えたらいいと思います。そんな努力が少し足りないかな、そんな風に感じています。

 4.画一的な集合教育ではなく、受講者から「こんなテーマで勉強したい」そんな希望を出してもらって、少人数(精々5名くらい)で学習を進めたらいい、私はそんな風に思うのです。



(来年の干支の木目込み人形=妻の作品)