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(そういえば、昔はバリカンで散髪していた。時々は髪の毛が引っ張られて痛かった)
私が応援しているソプラノの森岡紘子さんの勧めもあって、今日は江戸東京博物館へ行ってきました。「昭和の家族 ”きずな”」という表題で安倍朱美さんの創作人形展が開催されていました。安倍さんは鳥取県西伯町(現在の南部町)出身の創作人形作家。そういえば、森岡さんも南部町出身でした。
私が田舎で少年時代を過ごした当時のことが思い出され、あやうく涙が出そうになりました。昭和初期に田舎で見てきた風景と人々。そんなことを思い起こさせる、そんな人形たちでした。
今日午前中は近所のご夫婦に誘われ「ホールセール・コスコ」に初めて行ったのです。大量生産、大量消費、店内は車でやって来た人々でごった返していましたね。もう間もなく買物難民になろうとしている我々夫婦にとっては、残酷すぎる光景でした。そして、午後行った人形展。物がなくて質素な時代、それでも人々には深い絆がありました。
今日午前に見た光景と、午後人形展で見た情景のあまりのギャップの大きさに唖然としている私です。