70じいじの旅日記 見て、描いて、感じて | |
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文芸社 |
私の友人の中には、人生の達人ともいうべき素晴らしい友人が何人かいる。定年後、猛烈に勉強して漢字検定1級をとり、漢字に関する著書を既に10冊以上も出版している友人。現在は、あちらこちらで頼まれて漢字や日本語に関する講演をしたり、講座を開いたりしている。銀行員を辞めて、建築事務所を開いたが、その後書家になり、大勢の弟子を持って活躍している友人。そして、今回紹介するのは、最近上記のような本を出版した友人。
定年後、47都道府県を踏破し、更には訪れた外国は46ケ国にも上ると言う。しかも、その先々で、絵筆を揮って水彩画を描き、今回その旅日記を1冊の本にまとめたのだ。本人から手紙をもらって大いに驚き、今丁度注文した本が到着して読み始めたところである。世界各国46ケ国もすごいが、写真やら自筆の絵が挿入されていて、ガイドブックとしても面白い。
こんな人たちを本当の「人生の達人」というのだろうな、などと妻と話す。「あなたもいろいろやっているじゃない」と慰められている私。