私は自分のブログの自己紹介で、モットーは「生涯現役」「人生一日」と書いています。実行出来るかどうかは別にして、自分の目標にしたいと常々思っています。「人生一日」、今日一日の人生だったら、私は何をするのでしょう。
親しい友人が、突如「末期です」と宣告された。その日のことを、私は決して忘れることがない。なぜなら、その日は私の誕生日と同じ日だったから。その時点では、彼は全く自覚症状はなかったのです。
あの日から7ケ月が過ぎました。彼は身辺整理に励む一方で、親戚、知り合い、そして親しかった友人とも会ったりして、最後の日を迎える準備をしていました。自分の好きな音楽CDからベスト盤を作成、親しい友人に配っていました。私もベスト盤作成に一役買いました。
自宅療養も遂に限界で、今週遂に入院することになった。自宅を出て車に向かう間、私の手を握って離さなかった彼。どんな言葉をかけたらいいのやら・・・。遂に言葉が見つからなかった。
秋ともなれば、庭の花も盛りを過ぎたのか、ひっそりと隅っこにうずくまっています。近所のご主人が植えてくださった朝顔が今頃になって花を咲かせています。ミニ・ヒマワリもしぶとく花をつけています。そして、アプチロン、ランタナ、ニチニチ草も・・・。草花は枯れても、年が変わればまた芽を出し、花を咲かせる。なのに、人にはそれが出来ない。子供のころそんなこと考えたことがありました。
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親しい友人が、突如「末期です」と宣告された。その日のことを、私は決して忘れることがない。なぜなら、その日は私の誕生日と同じ日だったから。その時点では、彼は全く自覚症状はなかったのです。
あの日から7ケ月が過ぎました。彼は身辺整理に励む一方で、親戚、知り合い、そして親しかった友人とも会ったりして、最後の日を迎える準備をしていました。自分の好きな音楽CDからベスト盤を作成、親しい友人に配っていました。私もベスト盤作成に一役買いました。
自宅療養も遂に限界で、今週遂に入院することになった。自宅を出て車に向かう間、私の手を握って離さなかった彼。どんな言葉をかけたらいいのやら・・・。遂に言葉が見つからなかった。
秋ともなれば、庭の花も盛りを過ぎたのか、ひっそりと隅っこにうずくまっています。近所のご主人が植えてくださった朝顔が今頃になって花を咲かせています。ミニ・ヒマワリもしぶとく花をつけています。そして、アプチロン、ランタナ、ニチニチ草も・・・。草花は枯れても、年が変わればまた芽を出し、花を咲かせる。なのに、人にはそれが出来ない。子供のころそんなこと考えたことがありました。
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コメントはお送りしていませんでしたが、毎日のぞかせて頂いています。
とまぁ、ノンキな書き出しをしてしまいましたが、今日のエントリは…。
我々若輩者からすれば少し重い問いかけで、どう書けばいいのか。
私自身がオヤジの死んだ年齢に差し掛かり、姉の最後の日々を想い出すと
「さて自分ならどうするだろう?」と考えざるを得ません。
オヤジは「自分の死期」を悟っていたのかどうか分かりませんでしたが、
姉は「今年の桜は見られないかも…」と家族にもらしていたようです。
私が「限りある命」を宣告されたら、ちゃんとその準備ができるかどうか…。
ただ、そこで自暴自棄になるか、生きていた証しの整理ができるか、で
その人間の「価値が決まる」ようにも思います。
その支えとなるのはやはり家族と友なのでしょう。
うまくまとめられませんが、「大事なもの」がすこしずつ見えてきた、と
感じ始めています。
言葉にはなりません。
私の父が末期で入院していた時、私はただただ毎日が怖かったのを覚えています。
病院の部屋に入るまで今日もしベッドが空いていたらと思って怖かったのです。
毎日ただじっとそばにいました。
訳があって父とは殆ど生活していなかったので話しもあまりしませんでした。
いなくなってから少しでも話をしたかったと悔やみました。
できるだけ最後の時間を一緒に過ごして下さい。
そばにいるだけでも。
身辺整理などとても意志の強い方なのですね。
でも心では怖いと思います。
少しでも安らぎを与えられるのはもしかしたら茂彦さんなのでは・・
少なからず動揺するだろう。
身辺整理をしたり、自分の思ってることをやる。
今はそう思ってるけど、果たして出来るだろうか。
一応、残されたものが困らないように書置きは
してあるけど。
友人の方は、「末期」と宣告されてから、身辺整理をされたり、親しい方にお会いしたり、また、CDまで作りお配りして、今までのお礼と
形見となるような思い出を残された。
心中はいかがでしたでしょうか。
察するに余りあるものがあります。
すごいと思います。
いよいよ入院される時、ご本人は万感迫るものがあったに違いありません。
それを察すれば、かける言葉は見当たりません。お互い辛かったことと思います。
季節はずれの花たちも、心中を察したのではないでしょうか。
確かに重い問いかけでしたね。
入院を決意して自宅から車に乗られたわけですが、歩くことも
困難な有様にびっくりしました。なんと声をかけたらいいのやら、
とうとう言葉が見つからなかったです。10日程前とは様子が激変、
やはり容態は急変するのですね。
自分が同じような状態であったら、正直あまり平常心ではいられない
と思うのです。
最後は誰を頼りに、何にすがったらいいものやら?
所詮人間は孤独だと思いましたね。
拙いブログですが、見ていただいているようで有難う
ございます。貴兄のブログにも、時々お邪魔していますが、
年令のギャップを感じることも多いです。いつまでも
若いつもりでいますが、体力、知力とも確実に低下しているのは
否めません。
コメント有難うございます。
聞くところによると、入院して治療を受けてから少し容態が持ち直した
とのことです。病院へ行ってみたいと思っています。ただ、今のところ、身内の
人たちが集まっておられるようで、少し落ち着くのを待って
いるところです。それにしても、どんなことを話したらいいのやら・・・。
私よりは若いし、頼りにされてきた関係なので、余計辛いです。
コメント有難うございました。
私には、季節外れの花たちが懸命に生きているように思われます。
しかし、どんなに頑張っても、寿命というものはあるのですね。
ピンピン・コロリンという言葉があります。出来るものなら
そうありたいと思います。しかし、実際問題それはなかなか難しい
ことでしょう。
本人は平素より健康に気をつけていたし、肝臓の数値なども
悪くないと言っていました。少し胃の具合がよくないようだと言って
精密検査を受けたのですね。自覚症状がなくても病気は進行していたのですね。
私は身辺整理どころか、重要と思われる書類もきちんと整理してなくて、
気にはしています。やはり先のことを考えると
こういうことはきちんとしなくてはいけませんね。
コメント有難うございました。
辛い思いをされていることでしょう。
身辺整理などをされ、心の準備もされているのでしょうけれど、
それでも日々思いは揺れるもの。
言葉にはなならなくても、お友達と茂彦さんとの心はしっかりと
繋がっていると思います。
私も母が亡くなった年まであと3年となりました。確かに加齢を感じていますが、
まだまだ若いという思いも強いです。そんな年齢で、ずっと病を抱えていて
そして3年後には旅立ってしまった母は、どんな思いで日々送っていたのだろう、
どんな思いを抱えていたのだろうと、ときどき思います。
その方の心の中を思いますとどう声をかけていいかわからないです。
こんな経験、私にもあります。
その方が身辺整理をされた上、思い出の曲をCDにして親しい人に配ったことは、その方をより忘れられないものにし、涙が出てしまいますね。自分だったら茂彦さんのようにお手伝いしてくださる方がいても、出来ないでしょうね。
実はこの病気になった時のことだけは考えてないのです。いろいろな方のことが走馬灯のようにそのときに思い浮かぶでしょうか。
いろいろな方から学ぶしかありません。
先のないことを覚悟しても、なお取り乱すことなく、淡々と日々を過ごす、とてもまねが出来ない
ことと思っています。
見守る家族の辛さ、どれほどのものでしょうか?
しかも、そんな中で、本人はいろいろ家族のことも
気を配っているとか。頭が下がります。そんなわけで
このところ一寸重苦しい毎日です。
コメント有難うございました。
今日、お見舞いに行く予定にしていました。
本人も会いたがっていますとのことでした。
出かけようと支度していたら、奥様からの電話で
今日は会いたくないと。
ところが、しばらくして来て欲しいとのこと。
一日のうちでも心が揺れ動くのですね。
一所懸命話してくれました。しかし、話すのも苦し
そうで、胸が詰まりました。黙って手を握るのだが
手が冷たかったです。
コメント有難うございました。