枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

梅がほころんで

2009年02月15日 | Weblog
 庭の梅がほころんできて、一輪咲いています。和歌山県では、梅林が満開らしいです。某新聞に写真が載ってました。奈良の月ヶ瀬に行きたくなったよ。山また山が梅の木で、まるで梅の木が山を造っているようでした。近くにも、観梅の出来る所はあるのですが、今から20年ばかり前に雑誌で見て、始発電車に乗って出かけました。

 月ヶ瀬村は、交通の便のすこぶる悪い所で、難儀しましたが、梅の眺めは最高でした。舌筆しがたい景色に、我を忘れてみとれましたね。おまけに小雪がちらついてきて、なんとも言えない風情がありました。

 土産ものに梅の寒露煮を買いました。これはなんとか食べれましたが、梅の蜂蜜漬けには閉口しました。まあ、好みですね。梅は酸っぱいのがいい。とつくづく思いました。梅の塩漬けの、汁を取っておいて、今冬、風邪をひいたかな?と感じた時に、ちょっぴり飲んでみました。

 これが結構効いて、汗が出てすっきりしました。また、青梅の皮を擂って、とろとろに煮ておくと、暑気払いに効くのだそうですよ。それと腹痛にたちまち効果があります。後は、梅ジュースです。梅と、氷砂糖を同等入れて、焼酎を少し注ぎ1ヶ月経てば飲めます。

 思いの外ですが風邪の予防になります。寒気がしたら飲んでいます。先日は、喉が痛くて、葱をちょっとトースターで焼いて、醤油を垂らして食べました。体調回復です。旬の野菜も、冬場のは甘味がある上に、体の機能を保つという離れ業。病院には行かずに治しました。枇杷茶を飲んでいるからでもあるのですが、医者要らずのわたくしです。ありがたいなあぁ。

 Yさんは、枇杷茶を持ち歩き始めたようですね。自動販売機で、¥120も出して買うくらいなら、持参するのがよいですよ。出かけるのが億劫な理由に、外食の品質不信や、添加物、着色の、人体にもたらす影響を、考えてしまうためです。

 無農薬と低農薬は違います。青虫が食べていても、自分の手で作ってないと、同時に生産者を信用していないと、買えはしません。たくさんの物を食べるのも必要ではあるけれど、なければそれでかまわない。食べて病気になるよりは、食べなくても死にはしません。

 漢方も、センブリと、どくだみと、夏古草、鉈豆、きらん草。枇杷茶があれば充分です。これに四季折々の野菜を、手に入れば食べればいい。地震があろうと、天変地異が起ろうと、神が与えてくれている物だけで、満足していればひもじいことはないのです。

 今日は、勤務先で肉をいただきました。何ヶ月ぶりかな?これくらいの方が、健康を保てるし、生命力は強くかんじますね。暴飲暴食ほど病気になったり、短命になったり、思考能力の低下を招きます。と、私は思っております。決してみなさまにお薦めはしません。こんないいことを真似されて、人類が増えてしまったら、地球さんが困るからねぇ。

 緑の地球に住んでいいのは誰でしょう?正義の味方さんかな。それともノアさんの家族だけかしら?ここまで種の起源も怪しくなってきては、神さまもお困りでしょう。もう1回初めから、やり直しましょうよ。何を杞憂しますか。ちゃちゃっと振り払って、元の地球さんに還ればいいよ。生きていたいことなんて、この期に及んでありはしません。ささ、消しゴムでぱぱっとやっちゃてくださいませ。

 早春の、風の中のきらん草です。緑の葉は、ギザギザで、産毛が生えています。この中心に、小さな紫の花を咲かせます。日当たりも、水はけもよくなければ育ちません。根までを掘り下げて、きれいに洗って、陰干しをして煎じて飲みます。

 苦く口が曲がってしまいそうですが、解熱作用があり、風邪の熱取り、乳腺炎に効果があります。
 母乳は抗生物質が入ると、飲ませられませんが、これなら大丈夫ですよ。
 苦いからこそ、効き目があるのです。
コメント
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