立春前後から、穏やかで暖かなお天気が続く。庭の鉢物への水遣りを、気にしているが、遅く帰ったときには遣れない。休みの日には、風呂の残り湯を、せっせと運んでいる。チューリップは芽を出しており、アネモネは葉を繁らせている。ヒヤシンスも、緑の芽を不安げに覗かせて、暖かくなるのを待っている。
雪花のちらついていた寒中に比べて、思うさま風も軟らかく、水も温んできた。しかし、この時期に、インフルエンザの勢いだけは衰えない。手洗い・嗽は必ずしよう。枇杷葉茶に塩を入れての嗽を続行している。検温も毎朝計っている。36℃を越えるとしんどい。体は、自然治癒能力をフル回転させている。
夏中、枇杷葉のお蔭で、涼しく快適な空間が保て、冬になったら、ちょっと弱音になりかけた。右手が霜焼けになった。指が皸になった。それでも、ありがたいことに、枇杷葉で治療ができた。花芽や種でのローションが効いた。体中の痒みがなく、ナイロンのパンストを履いたときだけ蒸れた。それも、ローションを塗ったら消えた。
枇杷葉の効力も、個人差があるが、お茶でした方がよかったり、焼酎での方があったりもする。角質を剥がして細胞を再生するが、丹念に手入れをしなければ、更に悪化することも。枇杷湯にも入ってください。蒟蒻も使ってみてください。何が効果を現すかは、一人ひとり違います。漢方とはいえ、民間の治療法です。
最初から、全てが旨くいくとは限りません。根気強く、諦めないで、日々の努力をしてください。そうしている内に、除々に効果が出てきたり、知らぬ間に治っていたりするのです。枇杷葉は、ひょっとして、その努力する姿に、感知するのかもしれません。気孔というのかしら?両手の中に集めておいて、病んだところに置くと、気分が和らぎますよ。
枇杷苗。雪の降った後、なかなか解けなくて、寒そうでした。寒肥を入れたので、雀が啄ばみに訪れています。