枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

久々の雨・・・

2011年02月08日 | Weblog

 朝、異様に耳が痒い。耳垢があるかと、綿棒で確かめたが、出てこなかった。午後から雨らしい。3時を過ぎた頃から、春雨があった。帰宅しようと勤務先を出たら、しっとり濡れる雨量である。風邪を引いても困るので、傘の代わりにナイロン袋を載せて、駐車場まで歩く。

 Aさん家に寄っての用事があった。愛猫の手当てである。大分、よくなって来ている。電気を入れてやると、目を閉じて気持ち良さそうにしていた。その後は、Aさんの手当て。疲れが溜まっているのと、冷えからきている。足首が腫れていた。

 さすがのAさんも、足の冷えには我慢ができなかったらしい。足湯をされたようです。暖房の温度をどんなに上げて部屋を暖めても、体が自然に温まらなくては、冷えは解消されない。枇杷葉のでの足湯はよかった。更に、蒟蒻を温めて載せるのはいいですよ。他の方法としては、真綿がいいですね。

 人工的な暖かさに、自然での温もりは引けをとりません。それどころか、持続性があって、体の芯から温めてくれます。腹巻も絹のがいいし、寝具や衣類も同じです。但し、紛い物では体に負担をかけるだけです。日本人の考えた着物には、保湿や保温効果があって、発汗にもいいのです。

 ですけれども、活動的ではないし、着心地では洋服の方が見た目もいい。文明開化の波が押し寄せてき、日本人は洋装へと変えてしまった。決して、悪い事でも間違っているのでもない。人間の体に、負担が増えるとは思わなかったでしょうが。自然の力を利用しない手はありません。

 体の首か両肩、腰、足首を、四季を通じて冷やさない。真綿は軽く暖かいし、汗をかいてもさらっとしています。肩凝りにも、冷やさないことが肝要なので、薄い物を当てておくのもいいようです。祖母が、寒がりの私にしてくれた、やり方です。滑って落ちるのが難でしたが、暖かさは懐炉の比ではではありません。

 現代は皮肉なことに、日本人がしないでいることを、外国人がしている。蚕を飼って繭を紡ぎ、機を織っている。輸入品に頼り、冷凍やレトルトを買い、田畑を放棄して、山を荒らしているのだ。自分たちの資源を、生命維持の源を、とても簡単に捨てている。地球が怒るのは、無理ないことだ。

 クリスマスローズの蕾。今日の雨で咲くかな?寒肥が効き過ぎたのか?昨年は、初夏まで咲いていた。

コメント
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