枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

枇杷の効能・・・

2011年02月23日 | Weblog

 最近、枇杷葉茶を、個別に訪問して、売って歩く若い者がいるらしい。貴金属の、高価買取にも来ている。田舎の至る所にある枇杷葉を、何が悲しくて買うのだ?況してや、無農薬かどうかもわからない品物です。しかも高い。自分ですれば、簡単にできるし、安全安心でない物を、わざわざ買うなど、あり得ない。

 今は、ネットで何でも買え、自分の信頼できる生産者から、必要に応じて送ってもらえる。枇杷葉だけではない。生葉も同じである。種や花芽もあるし、焼酎に漬けているのもあります。自分で手間隙をかけ、信頼を買うのなら心配はないだろうが、単に枇杷茶を買うには勇気がいる。知識の受け売りではなく、自分が飲んでみることですよ。

 物事の基本・初歩は、自分の人生をかけてみることです。故・福島正信さんや、木村秋則さんは、悠久の時の中で、試行錯誤され、愛する者のために、何ができるかを考えていたのではないか?他人から見れば実にどうでもいいことでも、人間として、たった一人の人を守りぬくことが、ある意味、生きとし生きる者への賛歌に繋がっていく。

 私の場合も、子ども達のアレルギーに、ほとほと困り果て、往きついたのが枇杷葉だった。娘が交通事故に遭った時も、咄嗟に食べさせた枇杷の種は、生の物を擂ったもので、美味しくもなんともなかったと思う。それでも、きっと効くという確信があった。自律神経失調症ではないが、繊細な神経の隅々まで行き届いた。

 むち打ちにも効果はあるでしょう。でも、膨大な時間が必要です。期限がありません。従って、手っ取り早い病院に行くのです。一週間で治るか?数年かかるかは不明です。けれども薬害はありません。その保障は誰がしてくれるのでもなく、自分の人生をかけるしかない。そういったことを踏まえても、安易に枇杷葉を薦める気にはなりません。

 何よりも、枇杷葉を信じ、自分を大切にして、自然と共有できなければ無意味です。自然に感謝するということは、神の恵みを受けとり、新しい命を生み出すことにも繋がっていくからです。枇杷葉は、とても生命力の強い植物です。そのエネルギーを分けてもらって、体全体に行き渡らせるように促します。そうでなければ、植えっぱなしで、邪魔な樹になってしまいます。

 昨年の花が咲いた状態。このまま、実に生るかな?蕾のままのもあったりする。冬には、花が少ないのに、枇杷の花は、更に目立たない。

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