枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

枇杷種茶

2011年07月16日 | Weblog

枇杷の実が終わろうとしている。まだ、あちこちの木に残っている実も、鴉や動物に食べられることだろう。人間は、種を取り出せるが、他の生き物には、排泄物で出される。そうして自然に芽吹くのだ。人知れず育って、実をつける。野生の枇杷葉は、こうして増える。

 枇杷葉の種の保存法は、焼酎に漬ける。或いは、お茶にしたり、塩漬けにもする。焼酎に漬けると、杏仁の香りが仄かに漂う枇杷酒ができる。お茶も同じ香りがする。まあ殆どの人が捨てるのだ。種を大切に取っておくのは、通の者である。

 お茶で飲むには、よく洗って干し、焙煎します。熱処理を加えると、アミグダリンの威力がなくなるからです。摂取分量を間違わなければいいのですが、一度に大量に飲むと、呼吸停止や嘔吐の症状が出ることがあります。充分な注意が必要です。

 枇杷葉茶をに限らず、花芽茶にも、種茶にも、生命維持の力が含まれています。それと供に、信じる気持ちが、細胞の働きを援け、変化を遂げていくのかもしれません。資料を書き直さなければなりませんが、視力が良くなっているようです。

 最も、結膜炎に悩まされていたのが、花粉症から来るものか、アレルギーなのかは定かではないが。結果として好転したしたのだ。喜ばしい。但し、枇杷葉茶は箱詰めでよいが、花芽茶や種茶は、虫が湧くので注意願いたい。

 先日、蟻の進軍に困り果て、重曹を冷蔵庫、風呂場に置いたが、1匹もいなくなった。重曹の機能には、臭いを消す働きがあるらしい。それが、他のことに効果があるかどうかは実験していないので不明ですが。

 今年の、我が家の枇杷葉の実です。自然からの恵みを、感謝して戴きました。夏の陽射しに輝く枇杷葉に、せっせと水遣りをする日々です。

 

 

コメント (4)
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