体の痛みが小さい内に、施行するのがいい。患部が腫れてきたり、痺れや激痛が起きてくると危ない。早期発見、早期治療がいい。自然治癒能力による施行は、案外見落としてしまいそうだが、自分の体の変調は、自分にしかわからない。
枇杷葉茶を飲み始める前には、顔の反面が爛れ、皮膚はジクジクして、二目と見られない顔であった。体が腐る前兆かも、と不安であった。原因は、精神的なもの、とわかっていた。ストレスを何処にも持っていけない。その重圧に押し潰されそうだった。
ドクダミが効く。と知って飲み始める。ただれて汁が出ていた、顔の皮膚がグジグジしなくなった。その次に痒みが消えた。顔の火照りも無くなる。眼前が明るくなった。神経を病むとは、こういうことかと、心が冷えた。
顔の皮膚は除々に再生され、眠って起きると変化した。人の視線を避けて下ばかり向いていた。少しづつ顔が上がり、太陽を仰ぎ見ることができた。半年係ったが、元の皮膚よりも艶やかな感じがした。その後、倦怠感を覚え、枇杷葉茶に変えて今日に至っている。
枇杷葉茶も、最初は葉を煎じていた。知人に枇杷葉を分けてもらった。12月の時期だったので、花がたくさん咲いていた。とてもいい香りがした。花芽茶に興味を惹かれて、リエさんに送ってみたら、好評であった。実家の枇杷葉を、旧暦の師走に伐り、収穫した。
枇杷葉の花は、10月くらいから葉の中心が膨らんで、やがてそれが茶色の苞になる。しだいに大きくなって、小豆大になると、それらが無数に集まって、柊が咲き終わる頃から、なんとも云えぬ香りを漂わすのだ。その芳香には癒される。
花芽茶は、この時の花を採って、直ぐにお茶パックに詰め、冷凍庫に保存する。昨年、タッパーに入れておいたら、腐ってしまった。枇杷葉が、光合成で生きる植物だと、すっかり忘れていた。サンタさんに送った分は大丈夫かな?
枇杷葉茶を飲み続けると、体脂肪が正常になる。実年齢より20歳は若返る。最低でも、5歳はいく。いくら表面だけ誤魔化しても、体の内面を綺麗にし、精神的に再生しないと、ダメージは治らない。健康食品を買うのもいいが、枇杷葉茶なら一挙両得。
金環日食中の、我が家の庭の、枇杷葉の様子。陽射しの加減が、とても微妙でしょう?