枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

贅沢な時間を・・・

2012年06月15日 | Weblog

 休みである。何もしないこと、ぼんやりできること。自分のことがゆったりとできる、この贅沢な時間に、心が休まる。布団を干し、洗濯を終え、庭の花木を見て回る。空気の清々しさに、心が解き放たれる。枇杷葉の新芽が、軸だけになっている。殿様バッタ、見っける。

 蛙は、枇杷葉の葉と、一心同体。眼だけを開閉させ、うずくまっている。人間でも、このエキスが心地よいのだから、蛙も同じであろうか。自然に生きている命あるものには、逆らわない、抵抗しない素直さがあることに、新鮮さをみた。

 枇杷葉茶は、更年期に多い怠慢さや、気力の無さには丁度いい。激しい頭痛にもやさしい。じんわりと効果が出るのもうれしい。漢方の効き目には、無理のない浸透があり、体の機能を快復させて、薄いベールを剥がすような働きをする。

 自律神経失調症も同じで、血流を促し、血管の腐りを浄化し、サラサラの血液に変える。個人差はあるが、組織細胞の活性化を図る。合わせて、蒟蒻での治療もでき、安価な上に自分でできるのが特徴である。体を痛めることをしないのも納得。

 古来、民間療法には、身近な物を用いた、安心感があった。西洋医学の渡来と共に、新しい技術が素晴しい、と持て囃された。無論、外科処置には異論はない。民間療法は、病の基になるものを押さえ、体の中の機能に再開させるのだ。

 悪い物だから、取り除くのではない。お互いが援けあい、協力しなければ、人としての成り立ちが困難になる。或いは、いなくなったものの代わりを、何処かがしなければならなくなる。負担が増える分、強めるために何がしかの薬が必要となる。

 枇杷葉茶を飲み、時にはドクダミを併用し、鉈豆を加えたりする。煎じる過程には、同時にはしない。薬缶も別々でする。飲む時にブレンドするか、湯飲みに移して飲む。体の中に入れば同じかもしれぬが、作用としては違うと思うから。

 2012年のドクダミ。咲いているのは鈴蘭。花が咲くまでに採りこむ。花が咲いて数日間で終える。今度は、根槐を掘る。甘くて美味しい。

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