枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

蒟蒻の用途

2012年06月26日 | Weblog

 蒟蒻である。おでんに入れると、味が浸みて美味い。辛し和えもいい。すき焼きには、糸蒟が似合う。卯の花和えも絡まる。角蒟をステーキにするのもいい。きんぴらもいける。未だ様々な用途があろうが、捻挫や腰痛の湿布に使える。

 枇杷葉がなくても、蒟蒻だけで、体内の毒素が出る。足の裏に、腰や肩に、温めた蒟蒻を置き、じんわりと程好い温かさに、血行を促し、冷え切った体が癒される。高齢者の膝の痛みにも、続ける事によって改善がみられる。

 介護の仕事には、腰痛が付きもの。けれども、そういった理由は、自分の健康管理ができていないこと。何をするにも、負担は多い。だからこそ理由にならない。斯く云う私も、前勤の仕事で腰を痛め、亀のように起き上がれなかった。

 眠ろうとしても痛みに寝られず、起きるにも足が萎えて立ち上がれない。酷く惨めな思いで、天上を見ていた。枇杷葉の焼酎漬けが頭に浮かんだが、動けない。夕方、嫁さんが偶然寄ってくれるまで、身動きはできなかった。

 枇杷葉の焼酎漬けを貼り付けた途端、力が入り、躄ってトイレに行った。腰の痛みは徐々に取れて、何十回も枇杷葉を取り替えた。次の日には立てた。痛みは消えて、足の痺れが多少は残る。歩けなければ、息子達の負担になる。

 但々、その思いが治させた。枇杷葉の焼酎漬けは、必要な人に分けてあげればいい。と、作って置いた物で、まさか自分に使おうとは。それ以来、腰痛で苦しむ人に教えているが、本人のやる気と、枇杷葉の薬効とを、信じなければ効果がないのは、云うまでもない。

 歩けなくなってからでは遅い。大袈裟かもしれないが、痺れや痛みを感じた時点で、枇杷葉温圧療法を試して。膝の痛みにも効果は大きく、腫れていた筈の箇所がなくなる。人間の体は、冷やさないこと。冷え過ぎると機能は低下するだけだ。

 枇杷葉生活は、天からの恵みを生かし、人間の持つ自然治癒能力を促し、血液の循環をよくして、体の細胞を活性化させる。その際に、癌細胞を体内に閉じ込めてしまう。信じられないことを遣って退ける。

 知人に、膵臓癌の方がいた。一目視て背中に黒い塊がわかった。2ℓにたっぷり入れた枇杷葉の種。それの用途を話して渡す。一日に3粒を食し、必ず続けることを約束した。高い治療費も払い手術もした。然し、亡くなられた。

 個人的なことに及ぶので、繊細は控えるが、手術しても再発があるので、3年は予断ができない。枇杷葉の種を食べ、枇杷酒を戴き、体を冷やさないことを守って。枇杷風呂もお薦めです。冷え性の方は、温泉に行くよりもいいですよ。

 菖蒲の葉と枇杷葉。この枇杷葉の軸と葉先を切って、焼酎に漬けます。湿布にする場合は、手拭に包んで患部に当てます。

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