枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

送り火・・・

2012年08月15日 | Weblog

 晴れた宇宙に、大熊座が観える。カシオペア、アンドロメダの親子も並ぶ。勇姿ペルセウスと天馬ペガサスは、その姿を地平線に潜ませて。エチオピア王家の物語。それにしても、ケフェウス王の影の薄さではある。

 明日は、地元の花火大会。勤務先での対応になり、現場までは行けないが、広場まで連れて行こうというもの。例年の催しで、楽しみの一つ。足元が暗いので、気の抜けない時間です。記憶に残るかよりも、笑顔でいてもらいたい思いでしょうか。

 帰宅しようと駐車場まで歩いていると、軒端に灯篭が揺れています。ああ、そろそろ還る時刻。さんざめくざわめきにも似た、囁きが耳に伝わる。父も母も、今まで傍に居たような。何処に居たって親に代わりはなし。供養するのには、心があればいいのだから。

 庭の百日紅が次々に咲く。今年は、6月の末頃から咲き始めた。薄い紫、白。次いで薄い桃色と濃い紫。赤は蕾だ。例年咲かないのだが、今年は涼しかったからか、水遣りがよかったのか。自然は謎だらけ。そういったことに心の眼を向けるのも愉しみだ。

 残暑厳しい時候です。それでも、暑い夏を乗り切れたことが、心身ともにうれしい。これも枇杷葉のお蔭である。蒟蒻もです。冷房をつけないので、藪蚊、家蚊には吸われました。汗疹にも見舞われ、水遣りに精出す日々であったが、暑さには参らなかった。

 自然を生かす工夫と、枇杷葉での凌ぎ方で、毎年事無きを得る。冷房をつけて、快適な生活と勘違いしてしまうと、冬場が難儀だし、来夏にはもっと太刀打ちできなくなる。免疫力も抗体も低下して、体は軟弱になっていく。

 断っておきますが、枇杷葉は、新興宗教ではありません。信じないと効果がない。とか、云われますが、そのようなことは断じてない。枇杷葉の効力が優れていることは、民間療法で証明されるところです。体に害がないことは、うれしいことです。

 金魚草。レモンイエローの色が鮮やかです。零れ種が落ち、次々発芽していきます。

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