昨夜は、眠れず胃が痛み、早朝3時に目覚めた。これがいけなかった。次に起きたのは5時過ぎで、ぼうっとしてしまった。緊張するというか、プレッシャーが押し寄せてくる。然し、如何なる理由であろうと行かねば。心労の激しさは云うまでもない。
弁当を作り、お茶を淹れて、準備怠りなく愛車に乗り込む。昨夕、フロント硝子だけ洗っておいたが、お結びを作ったのが、落ちた!わぁ、なんてことだ。気力が萎えてくるが、搾り出す。試験会場に着き、指定の場所に座ったが、落ち着かぬ。
無理矢理の作り笑いに転じる。いや、内心です。その他大勢は、あっけあかんとしている。そうかこういった手合いもいるんだ。私語は慎めよ。午後からの試験だったが、落ち着こうと、のの字を手に書く。名前を呼ばれて試験に臨んだ。
自分の名前が呼ばれた時には、一瞬落ちた気になった。講師の笑顔に受かったことがわかる。涙が水平線で止まった。主任に連絡を入れ、勤務先のリーダーにも報告する。この2ヶ月間、人員は減っているし、激務だったし、諦めの方が強かった。
そういった事情であったので、未だ実感が湧かない。頬を抓れば痛いが、何か不安が過る。まさか夢ではなかろうか?これから本試験への勉強になるが、相当の困難が予想される。だが金銭的にも、時間的にも余裕はない。踏み出そう。
昨年の枇杷葉の実。少なかったが、家族で食べる分はあった。