何となく怪しい雲行きだが、蒲団を久々に広げる。洗濯物も、昨日のと干す。今朝は塩換えの日で、早めに起きてする。ご飯も仕掛け、酢飯の用意をしておく。計画の実行にも体力が要る。だらだらでは時間が迫るので、一つづつ片付ける。流しも掃除して、鮭寿しにした。それに青紫蘇と茗荷を。
勤務先の昼食に、どうにか間にあい、約束していた何人かに渡す。商売ではないので損得抜きだが、余分には作らなかったのである。この時期には、食中毒が怖いし、いくら寿しでも、時間の経過が不安定だ。気温にも依るし、そこらに置いた儘でも困る。受け取った職員に、冷蔵庫に入れてもらう。
直ぐに帰り、友人が来るので待つ。その間に、ドクダミを摘み、枇杷葉の実の状態を確かめる。摘果していないので、粒は小さい。味がどうかなと案じているが、総じて甘さが変わらないのが特徴。明日には、リエさん、サンタさん、りささんにも送れそうである。リエさんの勤務先には、もう一度。
祝島に依頼していた枇杷は、加工用なので、多少の傷みはあるが、これはローションにしたり、お茶にするので問題はない。一挙両得で、食べても好しと、その後もいいのだ。種の重要性は、然して気にせずが多いが、実際には、この捨ててしまう種に、大切な薬効が隠されている。アミグダリン。
友人にも話したが、すばるの気配がしないそうで、風呂にも入れていないのに、臭いが全くない。夏への毛変わり時期だが、抜け毛も少ない。反して、賢いのである。これは枇杷葉茶の効用だろう。人間にもいい物は、猫にとっても同じなのだ。先日の爪の割れも、エキスで治り膿も出なかったのよ。
アトピーにも効くようだし、喘息や蓄膿症にも効果が大きい。然し、最近の枇杷葉には、儲けに走って、農薬を掛けているようだ。我が家のは、一切しておらずで、多少の癖はある。何よりも、心を籠めて、丁寧に採っている。糠と塩だけの施肥も寒中のみだ。たくさんの方には送れないがそれもまた。
幸せの基準は、自分で決めていかねば、気づくこともないだろう。今の、この状態を何よりもあり難く想い、感謝する。年金が少なく、介護保険料を勝手に徴収されるのは、心外である。個人的には、枇杷葉があればいいので、介護の世話になどならないからだ。地道な暮らしをし、命を全うしたいもの。
真夜中に外に出て観ると、言葉にならない。昨夜も、星月夜で眺めていたら、流れ星が観えたよ。