枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

俄雨に・・・

2018年06月15日 | Weblog

 午前中、せっせと枇杷葉の実を捥ぐ。リエさんのがたくさんあって、一箱に収まり切れない。未だ熟れていないのもあり、月曜日にしよう。サンタさんのは、何と5個がとても大きく、色も綺麗な実だ。枇杷葉も一緒に梱包した。佐藤さとるさんにも、奥さま宛てにして送った。ちょっと早かったかな。

 枇杷葉の実は、元々が甘酸っぱいのだが、熟れてしまうと甘さが増す。同じ茂木枇杷でも、フェンスの場所のは、未だ青い。これは沢田研二さんのコンサートに、充分間に合うようだ。それでも瑞々しさは満点で、革を剥くと汁が滴る。袋の中で育たなかったのもあり枯れている。焼酎に漬けエキスを。

 枇杷葉の種を綺麗にして、焼酎で漬けて置く。可能な限り、水洗いは避け、曝し布で拭くか、ペーパーで水分や汚れを拭う。一両日置いて容器を用意し、35℃のホワイトリカーに漬ける。冷暗所で保管するのが望ましく、最低でも1年はそのままに。夕焼け色になってくるので、小分けにて使います。

 枇杷葉ローションは、全身への散布は無論ですが、傷口への塗布や、捻挫に打ち身にも効果があり、依って医者要らず、と言われています。個人的には合わない方もおいでなので、試してからにします。また、アルコールが苦手な方には枇杷葉茶で。何れも体内の毒素を排出してから、用いるのが望しい。

 ドクダミをお茶で飲用し、臓器の安定を図り、枇杷葉茶で体調を整えることも大切でしょう。何事も、一朝一夕にはいきません。継続と努力と根気も、自分自身の考えようにも影響します。健康は、自らの工夫で遣っていかねば、医者任せでは治りません。詰りは、薬に頼り過ぎるのではなく、自然治癒。

 朝取りの枇杷葉の実は、実に美しい物で、つい顔がほころぶ。リエさんや、サンタさんの顔が浮かんで、こちらもうれしいものだが、勝手に決めて、枇杷葉を育てているのであって、頼まれてではない。従って送る必要もない訳で、迷惑なのかも知れないが、その愉しみだけに育てている。無農薬が自慢。

 枇杷葉の袋が破られているのがあった。野鳥が朝早くから、姦しくしていたので、もしやと思ったら、一番熟れたのを齧っていた。口にすると甘い。自然の生き物は実に良く知っているのだ。人間は、袋を外さないと分からない。今月の終わりが収穫時期かな?白枇杷もきっと熟れるだろう。自然は豊だ。

 栴檀・樗が咲き終わり、合歓の花が咲き出した。この花のやさしさが好きで、つい運転中に見上げる。カラーも花壇に見えてきた。青空市に行ったら、すっくりと立っていた。思わず2束抱える。見事なまでに美しい花だ。背筋を伸ばして、生きて行きたいもの、と姿に見惚れてしまう。心映えもしよう。

 ザ・タイガースのDVDを買って、時折観ているが、瞳みのるさんのドラムは、心に響く。

 

 

コメント
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