枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

我慢するということも

2019年01月10日 | Weblog

 お金があれば、欲しい物が手に入る。無ければ、我慢するしかないが、昨今は、巧妙な手口で金を稼ぎだし、他人の物であろうとも、自分の物にしてしまう。然し、物であり、壊れることは否めない。失しても買えば済むところも恐いが、物にも命があることに気づかない。塵は増える一方で、空も海も真っ黒にする。人間であれば、辛抱することや、我慢することもあっていい。

 今月の遣り繰りを、通帳を見ながら考える。何とか遣れそうだが、倹約せねばとため息をつく。働けど尚働けど、じっと手を見る。まさに石川啄木の心境だ。時代は移ったが、物事には変化が見られない。自分のことに精一杯で、他人への思いやりはない。でも、業務は待ってくれない。こと遣るべき案件は目白押しになるが、せめて暦を参照に行事はしてほしい。明日が鏡開き。

 松の内を過ぎたら、お飾りは外しておくこと、鏡開きをするのは、11日を基準にするのも知らず、勤務もいい加減で組んでいる。こういうのって、新暦までも無視する横暴さである。どこが寄り添いなのか不明。日日是好日の中に、春夏秋冬の水の音が異なるとか、花の咲く時期があるとかいう言葉を見つけた。特別に茶事をしていなくても、耳を澄ませて自然に任せれば解る。

 ああ、花が咲いているんだ。と思える瞬間もある。ずっと前だが、リエさんと墨田川の桜を眺めていた時、花が揺れたかと感じた瞬間、今まで3部咲きだった桜が、音を立てて開花していった。リエさんも、しーちゃんもびっくり!こんな花見は初めてと笑顔になった。大江戸博物館でも似たような出来事が起きた。入館前は咲き始めだったのが、出て来ると満開に。空気に触れた。

 図書館に寄り、返却と貸出しをしてもらって、本屋に行く。御宿かわせみの新刊が出ているのを注文し、日日是好日もしておく。枇杷葉に縁って、様々な異変が続く。とても不思議だが、事実でもある。小さなことでも大切に、騒がず、慌てずでいきたい。枇杷葉の生葉を切るのと、花芽茶をお茶パックに詰めなくちゃ。寒中の時期には、することがたくさんある。気合を入れよう。

 明日は、午後から友人が来るので、掃除をしておかねば。すばるのトイレも綺麗にしよう。ワインも難しい手続きが取り払われて、金額も安くなるようだ。国産のもいいが、日本酒にも美味しいのがある。ワインのような感覚で楽しめ、食事をしながらにも美味しい。のんべえではないが、リラックスさせる効果になれる。自分を解放させて、エネルギーの充填にもなるからだ。

 事故は避けたいので、外出はしない。昨夜は、読書で遅かったので、ちょっと昼寝にしよう。清酒の美味しさにも、保存方法があるようだが、10年経っても、味も美味しさも変化がないのもある。常温での保存が好いこともあるようだ。すばる以外には、誰も居ないのが好い。珈琲を飲んだら、酔いは醒めてしまう。果物を口にしても同じようだが、このふんわりした気分がいいな。

 冬の季節になったら、クリスマスローズの蕾が見える。季節は廻り、花の四季は忘れずに訪れる。人間だけが傲慢で驕る。

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