開けてしまったが、旧暦での正月をしているので、どうにもしっくり来ない。何時ものように、珈琲を挽いて淹れ、新聞を読む。カレンダーを捲り1月にする。洗濯もわんさかあって、3杯回す。やれやれ疲れてしまった。昨夜は、片付けもしていて、就寝したのは午前も可なり回っていた。
今朝は、うららかな晴天に、のんびりと過している。年賀状は、予測した人からの物で、返事を書かなくてもよいのに安堵。お腹も空かないが、朝昼兼用で戴く。木村秋則さんの推奨する、無農薬の米を注文したが、糠はどうするんだろう?あれってもったいないのよ。枇杷葉に入れたいが。
枇杷葉茶に、今朝は採っておいた花芽を少し足す。香りも好く、咽喉越しも爽やか。年末に、リエさんには贈れたので、飲んでくれているかな。冬の間は、冬眠状態なのであり、動きたくないのが心情。少し暖かくなったら、上京の予定を立てよう。初夏には譲位があるので、警戒が厳しい。
宮部みゆきさんの歩いた、赤穂浪士が討ち入りをした道を辿りたい。吉良邸から回向院までは行ったが、そこから泉岳寺までを歩きたいのだ。リエさんの足を考えながら、ゆっくりと一日かけて。時期も、枇杷葉の袋掛けも済んだ頃なので、時間も取れる。何よりも、リエさんに逢えるのが。
旧型のハードデスクが、スイッチが入っても、調子が悪くて凍る。ノートでDVDが観えないのでも、CDが聴けないのでもないのだが、何しろコンパクトなのを購入したので、画面が小さい。年が明けたので、何時もの方に連絡してみよう。寿命かもしれないが、それにしても勿体なくて。
天気が崩れ始めた。午後からは怪しいと思っていたが、案の定である。こうなれば図書館で借りた、姫君たちの明治維新が読める。クロスファイアは、読み返しているが、何度読んでも新鮮だ。活字を読める愉しみを、唯一可能にしてくれる。オリンピックも、万博も巨額な税金の無駄だ。
樹木希林さんの、一切なりきりも読まねば。天地明察に至っては、何と言う安さであろう。ハードカバーで格安の、然も、綺麗な状態の物にびっくりした。図書館のは既にボロボロだった。次は、モリのいる場所DVDを。山崎務さんの、獣道での役には心底震えた。最後の場面での高笑い。
枇杷葉茶の援けを借りて、自分の寿命を全う出来れば、この上ない幸せだろう。リエさんは今年還暦。リエさんの仕事は、世の中に直ぐに認められる内容ではないが、地道な事には違いない。小さなことにも諦めず、コツコツと続けられる姿勢に、尊敬と眩しさを感じる。わたくしは枇杷葉。
一昨年の花芽の状態。昨年からの花芽も、寒さにめげず、精一杯を可憐に咲いてくれている。