枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

冬の空

2022年01月23日 | Weblog
 朝の空は心が陰鬱な状態を思わせ、布団の中から一日の過ごし方を何となく思う。気温の低さにどの道雪か雨になるとの予感も当って、雨音が聴こえ始める。洗濯物を外に干さなくてよかった、耳が痒くなるので有難い。枇杷葉の生葉を少しづつしているのだが、まだ3枝程が残っている。剪定し過ぎたかしらん。

 空を覆い尽くす程の繁りであったから、あちこちの剪定ですっきりした。数ヶ所気になる枝もあり、部屋に取り込んでのが済んでからにと見上げる。毎年、ちょこちょことは伐っていたが成長に追いつかなかった。この二年程を脚立に上がったりの袋掛けが危なくて、意を決しての剪定となったもので一安心にも。

 枇杷葉を・種を植えてみたのは、生葉の用い方に関心があったからだがここまでに育つとは。余り手もかけずで、現代農業を頼りにしつつ、福島正信さんの藁・一本の革命、木村秋則さんの奇跡の林檎、百姓は地球を救う等の著作で学んだものだ。科学数式や記録ではなく、遣り方や思いに心が動いてのことだ。

 そこには、自然からの恩恵を身体で以って行っている直向さがあった。そんなことが出来るのだろうか?一体何年掛かるのかとの思いも強かったが、遣ってみなくては結果は出ない。人其々の遣り方ではあるものの、途中で何度も挫けそうになったのも確かだ。このブログを始めたのも、その記録を書きたくて。

 最近は写真を載せていないが、手元・USBには多大な資料が残っている。それらを整理して分類すればいいのを、そこまで必要かとしていない。土の状態や季節毎の枇杷葉の様子も、気温や天気で微妙な変化があって興味深い。これは単なる思い込みでもあるが、枇杷葉を命の賛歌と捉えての心の変化でもあるよ。

 生葉の薬効 打ち身・捻挫・浮腫み・虫刺され・腰痛予防・切り傷・擦り傷・炎症への塗布等が多く、症状に合わせて用いる。この他に、水虫・白癬にも効果が大きい。結膜炎や膀胱炎への手当にも有効で、ものもらいと称する出物にも効く。医者に罹る前の予備措置だと認識し、焼酎に漬けて常備するのが好い。

 茶葉での飲用には、血管の掃除を行うので血流が滞ることがなくなる。それに因って、肌色が著しく改善され肌艶も良くなる。手の紙魚や顔の雀斑等が薄くなって目立たなく、身体の冷えが解消されて足先や手指も良好となる。夜間の頻尿も治まり、朝までぐっすりと眠れるのと身体が軽く感じられて動き良好に。
コメント (10)
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