枇杷葉茶葉も千秋楽

　寒い・寒いのですが遣らねばならずで、鋏を片手に生葉を切っています。集中してしていないと指まで切ってしまう恐れが生じ、それでは計画も達成できません。で・座ってする時間は1時間程度にしたら、気も楽になって早くなるのは何故？枇杷葉の枝は丁寧に皮を剥いても良いが、足湯にしたり枇杷湯用に別保存と。

　今朝は、糠と塩とを混ぜて庭中に撒いた。適当な遣り方なので自分の何時もの勘でだが、大量に入れると花苗が腐ったり枯れるので注意して施行します。数日前には枇杷湯後、乾燥させている茶葉を容れていることもあり加減も大切なのです。化学肥料や有機物は入れないので、時間も年数も長くかかる。ゆっくりで。

　近くには牛糞を無料で下さる牧場もあるが、重くて運べない。加えて近所周りからの苦情が殺到するのは明らかで、糠と塩や野菜屑での自然堆肥に拘っている次第です。自宅の室内でさえ、人工的な臭いに辟易なのを我慢してまでは。消臭効果も枇杷葉なら爽やかで穏やかだが、トイレを開け放しているようで不快なの。

　部屋のあちこちには、花芽をお茶パックに容れた物を置いているのと台所の排水溝にも同様にしています。容器は何でも好いのですが、中味を見せるか隠すかで楽しんでいます。取り換え時期は決まっていません。意外と長期間持ちますから、茶葉だけでも充分な働きをしてくれます。花粉症対策にも持って来いです。

　玄関の出入りにも、百均で買ったスプレーにエキスを詰めています。香りが薄くなったら一噴きして、季節の変化が？と言う時には薔薇のエキスにして。これを数年続けてみたら、肌の調子が頗る好いのに気づきました。同時に虫が消えたのです。蜘蛛やヤモリは居ますよ、それらが捕獲している現場に吃驚したの。

　芥川龍之介も粋だな、などと勝手な解釈をしていますが。身体の不調は各々異なりますから、枇杷葉茶での対応は同じではありません。そうして茶葉が適しての方や、花芽や種が好いという違いも出てきます。そういった症状には未だ未知なる部分もあり、一概に自分は良くても皆ではないと気づかされたのも有難い。