枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

一仕事・・・

2019年01月30日 | Weblog

 枇杷葉の高くなっているのを、剪定して、花芽と生葉を採る。鋏で切って段ボール箱に詰めていたら、気づけば腹が減った。何と言うことか、既に3時ではないか。慌てて雑煮をして食べる。やれやれである。本日は、巻き寿しの準備もあるので、生姜を摺下ろし、炊きあがっていたご飯に混ぜる。

 節分が近づいていることでもあり、そろそろ手順をしておくのも、と巻くことにしたが、干瓢を戻しておくのを忘れる。材料は、その時の物で巻くのでいいが、色どりも考えておかねばならない。市販品のような派手さはないが、酢飯が美味しいのと、手作りで我慢して貰う。アレルギー反応なし。

 今回は木村式の遣り方での米で、炊きあがった粒に輝きがある。価格の方はべらぼうに高い。流石に江戸時代では買えまい。と言っても、その頃には全てが無農薬で、栴檀の樹の在る所では、更に収穫があったようだ。この樹は、農薬の代わりをして、雨が降れば注いでいたものだ。自然からの恩恵。

 すばるは、枇杷葉茶をせっせと作る傍らで、小さな葉を見つけてじゃれており、実に動き回る。花芽は、特にお気に入りで、手で掬っては、匂いを嗅いでかじっている。自分の飲んでいる、お茶の味だと知っており賢い。春の近いせいもあってか、温かく風も無い天気に、出窓に上がって外を眺める。

 やっとのことで枇杷葉を切り、花芽をお茶パックに詰める。白枇杷も思いの外あって、冷凍庫に日付を記して仕舞う。こうしておかないと、新旧が不明で、効果も少なくなる。花芽茶は市販品でないので、保存が大事で、うっかり放っておくと虫が入るのだ。何だかんだと三連休を過ごしたが疲れたな。

 備えあれば憂いなし、の例えのように、時間を有効にしてこそだが、根を詰めるので疲労が溜まる。生葉も寒中の時が好いので、7ℓばかり焼酎に漬けておいた。個人の性格や、必要性にも依るのだろうが、どうして自分でしないのか?とても不思議な想いがする。手間暇懸けてこそ、効果も違うと思う。

 くれるのを待っている、とは呆れ返るが、そういう人には高額の値段を言う。前回には上げたが、昨年から今年にかけて、風邪引かずをどう思っているのか?感謝の気持ちの無い者には、ご遠慮したい。世の中には、貧乏で節約と倹約を重ね、我慢を強いられている者が少なくない。贅沢には限がない。

 昨年にも花芽を付けたが、結実はしなかった。今回には、花の咲いたところで採った。


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