枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

一途なこだわり

2008年09月07日 | Weblog
 図書館での新刊依頼で読み始めた本の題名は、『奇跡のリンゴ』。
 この番組が企画されて間無しに、登場した人物のたどってきた道順が書かれてある本。

 テレビで見落としたところや、知りたい事(質問・疑問)があって、何れは書籍として出るだろうと待っていたので早速、予約をかけていた。
 
 無農薬は、考えつく割には、時間も手間も半端ではないのを少しは知っているつもりでいた私に、でんぐり返しをさせ、それも月面宙返りの離れ業をさせた。

 枇杷でやろうとしている事を止めよ。といわれたようなものだ。
 我が家の枇杷の木が、ほったらかしであり、短い期間で結実した訳は、自然に任せていたからこそなのだ!

 それに気づかせてもらった。
 だって、4年で結実なんて、信じられないよ。子どもの頃から、枇杷の木は、敷地内には植えるな。植えた人が死なないと実は生らない。

 鴉が好むので縁起が悪い等、およそ佳い意味に言われた試しがない。
 そのくせ漢方としては、人間の勝手に使われ、藪や山のどうでもよい場所に植えられていた。

 虐げられた人生である。実際、自分でもそう思っていたし、事実を調べるまでは至極最もと考えていた。だからこそ、この人物がマグニチュード8くらいに気になった。すごい、すごすぎる!!

 自分の現状は、対人関係が困難になって家に居る事が増えた。
 でも、思いようで時間はたっぷりある。

 枇杷の種を植え、芽を出してきたのに歓喜し、日々の過程を克明に記録していくのは、他人から見れば、気が違ったと思えるかもな・・・。

 赤枇杷は、甘酸っぱい汁がしたたる美味さができた。
 問題は白枇杷だ。木といい、葉といい難題が次々と出てくる。

 白枇杷は、赤枇杷の倍は生育がかかるらしい事も衝撃であった。また、静岡の土肥地方にしかできない、と書かれてもいる。

 このデータも調べてみなければ。ほんとうに問題が山積みなのだ。でも、追求していけば、きっといつかはそこにたどりつけると、考え直して自分を信じる事にした。

 千葉の友人の、父上さまの退院が決まった。風の流れが好転し始めた。
 

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