田舎暮らしのサンデー毎日

望まなくても、前期高齢者の仲間入りされられちゃった、年寄りのわがまま日記です。

お盆も過ぎて行く

2008年08月16日 | 田舎暮らし
珍しく時々、でも雨は少ない。
今日はお盆の送り火、我が家は和尚さんが12日に来てもらえたので
本来14日の迎え火は、一足早かった。

迎え火は、昔は玄関でやっていたらしいが、今では、精霊棚に和尚さんの持ってきた
「塔婆」を飾り、最初のお灯明を点火するのを「迎え火」16日の最後のお灯明点火を「送り火」としている。

迎え火で先祖を迎え入れ、送り火で、お送りする。
昔は精霊棚に飾った「お飾り」は川へ流していたが、今はそれは禁止、野菜やお菓子のようにいただけるものは、捨てないが、ソーメンのように水分を吸って、食べられなくなるお飾りの始末は、我が家では、庭に埋めている。
子供の頃は、川で泳いでいると、スイカや瓜などが流れてきて、ありがたく頂いたものだ。
先祖があちらへ戻る際に、喉が渇かないよう、「塔婆」に水をかけて、墓の後ろの
「塔婆立て」に立てて、お盆は終わりとなる。
家内のように毎日は仏壇にお参りをしない私だが、迎え火から送り火までは朝晩、
お参りをする、お盆とは、不思議なものだ。

にぎやかなことを「盆と正月が一緒に来た見たい」とたとえられるが、普段の生活と、どこか気持ちの持ち方が変わるのが、私も精神的に年寄りになった証かもしれない。


お盆が過ぎれば、夏の終わりに近づく、福井の海では、「くらげ」が出てきて、
泳ぎは難しくなる。