閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

冬の富士 2

2018-01-18 09:47:57 | 風景

忍野の富士 赤外写真

当時は高価で失敗しやすいカラーフイルムを使う事はあまり一般的ではなく、モノクロ写真が主流であった。

富士を撮影するに当たってはモノクロフイルムも使っていたが、普通のパンクロフィルムにでは飽き足らず、時にはハイコントラストな赤外写真を撮りたくなり、赤外フイルムを使う事もしばしばあった。

赤外フイルムは、簡単に言えば赤外線で反射してくる物体を捉えて撮影するものだ。

赤外フイルムでの撮影時にはレンズに濃い赤いフィルターを掛ける。

それによって無限大のピント位置がずれ、その補正をしなければならなかった。又露出時間も長くなり、三脚の使用が絶対条件だった。写真は赤外フイルムによる撮影した忍野の富士。

同じ場所からの撮影だが望遠レンズを使用。

富士山の高さを表現すると共に迫力のある風景になった。

忍野桂川べりからの富士山。

望遠で富士山頂付近を撮影。

正面に登山道が見える。

赤外写真はコントラストは強くなるが、迫力のある表現が得られる。

写真のプリントは私自身が行ったもの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の富士 1

2018-01-17 10:01:29 | 風景

忍野村の富士

30年以上も前になるだろうか、富士山の撮影にのめり込んでいた時期があった。

月2回の日曜日には朝3時頃に車で家を出発、忍野村には7時ころ到着。

富士山の撮影に入る。

と云えば簡単なようだが、現地に着いたら曇ってしまい一日中富士の姿が見えずやむなく帰宅すると云う事はしょっちゅうあった。

おまけに初めの頃は高速道路が無く、山中湖まで5時間以上かかった。

中央道が出来てからでも大月から河口湖までは高速が無く、一般道を走った。

それでも3時間以上かかった。

それほどまでして撮影に行く魅力が富士山にはあった。

当時はまだフイルムの時代で、カラーフイルムでの撮影だったが、上手くきれいに撮れるという保証はなかった。

写真店に現像に出し、仕上がってくるのが楽しみと不安が入り混じった複雑な気持ちだった。

上手く撮れていた時の嬉しさは現在のデジカメ時代には味わう事が出来ない感動だった。

1月の忍野村の午前7時30分頃の写真。

桂川沿いの枯れすすきに霧氷が付くのだがこの日は川霧が立たず霧氷は出来なかったようだ。

残雪が所々に見られ気温は氷点下だ。

素手で三脚を持つと手が三脚に凍り付く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵国分寺跡第1期整備工事 1

2018-01-15 10:16:43 | 史跡国分寺

金堂跡基壇復元工事

今、史跡国分寺跡の金堂の基壇復元工事が行われている。

現場には写真のようなお知らせ案内板が立っている。

金堂跡の礎石が並んでいる所が掘り起こされて礎石の並びがはっきりと見えるようになり、周囲は石積みがされている。

大正12年ころの金堂跡の写真。

金堂の礎石のある所は畑になっている。

この頃にはまだ、史蹟跡の歴史的資料の重要性が認識されていなかったのかも知れない。

写真上の大榎の木の脇にあった史跡武蔵国分寺跡の標柱が一時撤去されていた。

金堂跡正面に当たる所に、(上の写真)中門・金堂跡の憧竿遺構の説明板が設置されている。

説明板の手前には参道という銘板が地面に置かれている。

参道の正面が、憧竿(宗教儀礼の際に装飾として用いる幡を吊り下げる柱)、その先に金堂、その先に講堂が有ると云った造りになっているようだ。

金堂の斜め右方向に鐘楼跡が有る。

ここも今までは単なる草っ原だったが写真のように整備されている。

そこにも鐘楼跡の案内板が設置されている。

鐘楼跡の右上方向に講堂跡が有る。

鐘楼跡の整備はまだ行われていないようだ。

このように武蔵国分寺跡は現在復元工事が進められている。

完成は何時になることだろう。

またどのような形の史蹟としてよみがえるのだろうか、先が楽しみだ。

しかし、毎年この場所で行われる「万葉花祭り」はどうなるのだろうか。

余計なことが頭をよぎる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年二度目の散歩 3

2018-01-14 09:40:41 | 散歩道

思わぬ収穫

国分寺公園グランドを後にふれあい広場に向かう。

ふれあい橋の上からスカイツリーが見える事を知っている人はどれくらいいるだろうか。

橋の真正面にかすかに小さく霞んでに見える。

よほど目を凝らさないと見えないかも知れない。

スカイツリーが良く見えるのは真冬の晴天時で空気が澄んでいる時に限る。

写真は、ソニーサイバーショット50V(コンパクトカメラ)の超解像ズーム1200ミリ望遠で引っ張った。

今までに何回か写したが写りはこんなものだ。

ふれあい広場に人影は全くなかった。

こんなことも珍しい。

ふれあい広場から真姿の池を通り、お鷹の道を抜けて薬師堂前の仁王門に出る。

仁王門の両側に仁王像が安置されているが写真に撮るのは難しく、今まで何度か挑戦したが、二重に組まれた格子が邪魔で仁王像を確りと写す事が出来なかった。

この日は超小型カメラ、キーミッション80を持ってきたのでそのカメラで挑戦した。

握りこぶしを格子の間を通すのがやっとだが、キーミッション80を握るようにして格子の間から何とか手を差し込みシャッターを切る。

モニターは殆ど見る事が出来ず大体の見当で写した。

左の阿(あ)の像は良かったが、吽(うん)の像は一寸曲がった感じだが何とか正面膝のあたりまでを撮影する事が出来た。

この像の作られた時代は何時なのか、大分傷んでいるようだ。

超小型カメラのお陰で仁王像を確りと見る事が出来たのは大収穫だった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年二度目の散歩 2

2018-01-13 09:31:42 | 散歩道

冬の日差し

さほど暖かい日だとは思えなかったが、ベンチで読書をする人がいた。

その前では、噴水が盛大な水しぶきを噴き上げていた。

寒々しい風景の中に噴き上げる噴水、一層の寒さを感じさせる。

半面、冬の日差しを浴びる水滴の輝きが美しく、寒さを忘れさせるかのような風景でもある。

橋の欄干の影と自分の影。

幾何学的文様が面白い。

冬の日差しによる長い影が写欲をそそる。

子供の頃、影を踏む鬼ごっこをした覚えが有る。

鬼になった子が逃げる子の影を踏めば、鬼が影を踏まれた子に移るというものだった。

この遊びは影の短い夏の遊びだった。

冬の長い影ではすぐに鬼に踏まれてしまう。

そんな遊びがあったなあ~などと思いながらシャッターを切る。

時計は1時20分を指している。

こんな真昼間でも影は長い。

園内一の枝ぶりの良い桜の木もすっかり丸坊主。

綺麗な花を咲かせてくれる春が待ち遠しい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年二回目の散歩 1

2018-01-12 10:52:03 | 散歩道

西国分寺から国分寺公園へ

新春二度目の散歩は国分寺公園方面。

散歩コースは殆ど決まっている。

家内からは同じ所を何時も歩いて何処が面白いのかと云われるが、自分としては面白いかそうでないかは別問題で、足腰の衰えをいくらかでも防ぎたいという思いからの散歩なのだ。

ついでにそのコースの一年の移り変わりを定点観測気味に記録して行くことが二つ目の目的なのだ。

と云う事で何時もの国分寺公園コースを歩く。

府中街道、西国分寺駅上の陸橋から国分寺駅方面を見る。

国分寺駅北口開発に伴う二本のビルがその姿を見せている。

望遠で引っ張り寄せてみる。

堂々たる姿が迫力を持って迫ってくる。

陸橋を渡ってすぐ左に曲がると写真のような広場に出る。

今は駐輪場になっているが、この辺りが開発される当時は、ここに国分寺市役所が新築される計画があったが、予定地が化学汚染されているとかでお流れになったという経緯がある所だ。

円形の芸術学院高校が印象的な広場だ。

その奥に国分寺駅北口のビルが見える。

同じ場所からのビル。

芸術学院高校横から見たビル。

国分寺公園に入る。

冬枯れで木の葉が無くなり、木々の間から国分寺駅北口のビルが確りと見える。

違う角度からの国分寺駅北口のビル。

欅やイチョウの葉が茂っている頃はほとんど見えなかったビルが確りと見える。

この日は何時もの散歩コースから見る事が出来る国分寺のビルを追ってみた。

2年ほど前まではこのような風景を見る事は無かった。

時の流れとその変化の速さには驚かされる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年初散歩 3

2018-01-11 09:48:59 | 散歩道

小平中央公園

池の近くに休息所だろうか確りとした建物が有る。

中にはベンチのようなものが置かれている。

休息所内から見た外の風景。

日向ぼっこをしながらのスマホ三昧と云ったところだろうか、初老の男性がいた。

私もつい最近ガラケーからスマホに切り替えたばかりだが、まだ家の外でスマホを見るようなことはない。

そのうちにスマホの便利さにはまってしまうのかも知れない。

園内にある小高い丘のような所に石で出来た円形の石柱状の置き物があり、表面には中央公園基準点とあり、東西南北、標高、緯度、経度が記されている。

それによると標高は91.3メートル、北緯39度43分09秒、東経139度27分52秒とある。

このような置き物が日本各地の観光地などに設置されたら面白いなと思う。

基準点の丘を降りると玉川上水手前の用水路に架かる橋があり、「うさぎばし」と書かれている。

名前の由来は分からないが可愛らしいネーミングだ。

「うさぎばし」を渡るとすぐに玉川上水に架かる橋に出る。

その橋の上から見た玉川上水。

夏など良く鯉が泳ぐ姿を見る事が出来るが、この日は見る事が出来なかった。

橋を渡って右に曲がると踏切があり、右手に鷹の台駅が見える。

鷹の台駅近くには、娘夫婦と孫夫婦の住まいが有る。

昨年3月にこの孫娘に曾孫が誕生した。

この日も曾孫の顔が見たく、孫の住まいを訪ねた。

元気な可愛い男の子だ。

しばらく曾孫の相手をして帰途に就き、再び我が家まで歩いた。

歩いた距離は約12000歩。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年初散歩 2

2018-01-10 09:54:20 | 散歩道

小平中央公園

上水脇の遊歩道を歩く。

写真左側が玉川上水、右側に用水路が流れている。

遊歩道は雑木に囲まれ、雑木林の中を歩いているかのようだ。

頻繁にウオーキングを楽しむ人達が行き交う。

樹上には真新しい鳥の巣箱がかけられていた。

この先は小平中央公園の入り口があり、すぐ近くに西武線鷹の台駅が有る。

小平中央公園に入る。

雑木林の先には体育館が見える。

  

体育館前のイチョウ並木。

この左側には小さな池が有る。

美しい幾何学模様をした階段が有る。

ここも確か夏には水が張られ、池のようになっていたように思うが、勘違いかも知れない。

真昼というのに木陰が長い。

公園内のグランドでは何やらスポーツの試合が行われているようだった。

この中央公園は桜の季節にはグランドの周囲に桜が咲き、花見客で賑わう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年初散歩

2018-01-09 09:32:53 | 散歩道

玉川上水方面へ

新年は何かと所用があり、散歩に出る機会が無かった。

7日、時間が出来、新年初散歩となった。

何時もと違ったコースをと津田塾大学近くの玉川上水へと向かう。

恋ヶ窪駅近くの「恋ヶ窪樹林地」はすっかり葉を落とし、向こう側のサミットが透けて見える。

林の左横に国分寺駅前に建設中のツインタワーが見える。

国分寺駅北口開発も今年完成とのことだ。

老骨には見る事が出来ないと思っていたが、どうやら見る事が出来るようだ。

「恋ヶ窪樹林地」から第一中学校横を通り、窪東公園に出る。

公園の池の水も干上がって冬の面影が濃い。

窪東公園を抜け、上水本町交差点を北に渡ると小平市になる。

交差点近くにカラフルな小平市のマンホールの蓋を見つけた。

この蓋をよく見ると面白い。

民家の先に雑木林,車が走り、近代的なビルを遠望、西武線らしき電車が走り、その先に富士山が見える。

空には鳥が舞うと云った田園都市的風景が描かれている。

上水本町交差点からしばらく歩くと「小平市ふれあい下水道館」という建物が有る。

以前中に入った事が有るが、小平市の下水道の歴史のようなものや下水道に使用されている器具、機械類等の展示がされている。

この日は入館せずに通過。

下水道館の少し先に玉川上水に架かる「きゅうえもんばし」に出る。

写真は、右上方向が下水道館、右上方向から歩いてきた。

写真左下方向の右側が津田塾大学だ。

「久右衛門橋」は昭和7年3月に掛けられた。

この辺りの名主「久右衛門」の名をとって名付けられたと云われる。

「きゆうえもんはし」(橋名はひらがな)から見た玉川上水。

樹木の葉がすっかり落ちて、普段は見通しがきかない上水も奥まではっきりと見える。

反対側の川に沿った遊歩道。

左側が津田塾大学。

この日はこの遊歩道ではなく反対側の小平公園方面に向かった。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイヤモンド富士

2018-01-07 10:02:03 | 風景

ダイヤモンド富士

今の時期、国分寺あたりから夕方ダイヤモンド富士を見る事が出来る。

昨年の今日、ダイヤモンド富士を撮影したがあまり上手く行かなかった。

写真は大分前になるが、山梨県忍野で撮影したダイヤモンド富士だ。

この時は夕方忍野に着き、日が落ちる様子を見ながら撮影に最適な場所を見つけるために車で追い続け、間一髪、山頂に落ちる太陽を捉えたものだ。

冬の寒さで地面が凍り付き、そこに日が当たり輝いていた。その様子を写し取りたく、地面を多く取り込んだ。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする