フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

建物探訪(メイさん)

2010-08-07 | 人々との交流

今日はいい天気だ。朝6時の外気温19度、室温24度、湿度70%。

9時になったので庭に出る。ヤマユリが次から次へと咲き、庭のあちこちに芳香を放っている。残念だが、中央花壇のヤマユリがまだ開花していない。一番日当たりがいいところなのに開花が遅いというのが不思議だ。
今日の散歩は、山側をぐるっと回った。薄暗い森の中には、いろいろなキノコが顔を出している。名前を知らないが、いつか地元のあばあちゃんに教えていただいた、食べることのできるクリタケに似ているキノコがあった。

その後畑へ出る。ヒマワリがどんどん大きくなってきている。トウモロコシも育ってきた。毛が茶色く変色してきたので、そろそろ食べることができるかなと思い、ひとつ収穫してみる。

皮をむくと、実は少し痩せている。そのまま生でかじると、やはり、まだ十分熟れていなかった。

今日は伐採作業をせずに、樹木や草花の名札を作ることにした。特に、冬の間、地上部が枯れてしまう宿根草は、誤って掘り起こしてしまう可能性があるので、名札を挿しておくことが大事だ。小さな樹木の苗も、名札をぶら下げておこう。冬になり、葉を落とすと、これも誤ってよく刈ってしまうのだ。

そうこうしているうちに、昼になったので、作業を終了する。

午後からは、地元のAさんの義理の弟さんのセカンドハウスを訪ねる。このほど竣工したところだ。自分で何でも作るのが好きだというSさんは、デッキをつくり、これからは庭にフェンスや池を作っていきたいとのことだ。退職を機に好きなお酒も休肝日を3日設けて、その間は飲まないとのこと。それをきっちりと日記に残しておられたのでびっくりした。私とはえらい違いだ。

その後、原村のメイさん宅を訪ねる。今回は建築現場に迷うことなく到着した。メイさんご夫婦が待ってくれていて、さっそく建築中の家の中を見せていただいた。

外からみても大きかったが、中に入ってみてさらにびっくり。天井が高く、室内は広々としている。ドーンと梁が2本走っていて豪快だ。釘を使わず、木材は伝統工法で繋ぎあわされている。中央に薪ストーブを据える設計になっていて、暖房効率抜群だ。
お聞きすると、カーテンではなく、全て障子で遮光し、床は無垢の木をそのまま張るとのことだ。リビングからすべての部屋に移動できる動線も使い勝手がいい。
外壁の杉材280枚はすべてご夫婦で自然塗料を塗られた、とのこだわりもすごい。
10月の竣工がメイさんご夫婦ならずとも、私たちも待ち遠しい。

メイさん宅を後にして、妻は原村の「樅の湯」へ。盛夏の週末なので、非常な混みようだ。私は、八ヶ岳フルートアンサンブルの練習会場へ行く。

今日は、まず、カルメンの「Habanera」「Escamilos Lied」「Seguidilla」
「Ablosung der Wachen-Lied der Strasenjungen」の4曲を通して演奏した。初めての合奏なので付いて行くのが難しい。家で一人で練習しているのとは違う。

その後、ミーティングを行う。テーマは12月の演奏会で、カルメン以外の曲をどうするかということだ。1曲は、ジャズをフルート用に編曲した「WHAT'S NEW」。他の曲をどうするか、全員から意見を聞いていくことになった。年末なのでバロックもいいし、
映画音楽などの聴きやすいものもいい。演奏スタイルは、全員でやるのか、それとも少人数がいいのか、いろいろ意見が出た。

8時15分終了。その後、妻を迎えに「樅の湯」へ。妻を車に乗せてアダージョの森に帰ると、9時過ぎだ。軽くシャワーを浴びてから、原村のAスーパーで買った、お好み焼きを食べながら、ビールをグイっと飲んで今日一日は終わった。