フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

今日は車の検査終了

2011-06-17 | 日記

今日も雨は降らないものの、重い空模様。

車が車検から返えってきた。昨日は身体、今日は車の検査が終わった。H12年式の愛車フォレスタは、11年目の車検となった。走行距離は164000キロ、よく走ってくれるものだ。しかも、いたって調子がよく、通常のブレーキオイルやエンジンオイル、オイルエレメントの交換以外では、ドライブシャフトアウターブーツを交換しただけだ。そういえば、車のハンドルを切るときに異音が鳴っていたが、これを交換してから乗ってみると鳴らなくなっていた。

とはいっても、それなりに老朽化してきているのは否めないので、老朽化した部品は、その都度直していくことにする。次の車検までには20万キロぐらいまで走れるかな。もっとも、この車は、大阪の日常生活用なので、それほど距離を走らせる必要はないであろう。

午後はミナミに出た。EOSの交換レンズの調子が悪いので、ビッグカメラのカメラ売り場を覗く。TAMRON交換レンズで、18-270mmという優れものがある。ネットで検索していたより、10000円ほど高かったので、断念した。昨年秋に発売された1800万画素のEOS60Dは、回転する液晶画面が優れてる。足元の草花を撮影する時に、地面にしゃがまなくてもいいのだ。しかし、値段が84500円、う~む、と唸るだけにしておいた。


千日前たこ焼きの「わなか」では、せっせと焼いていた。Tシャツが赤に変わっていた。ミナミに出たついでにジュンク堂に寄る。ボット眺めているだけでも楽しいものだ。知らぬうちに時間が経ってしまった。吉田秀和「主題と変奏」、辻佐保子「『たえず書く人』辻邦生と暮らして」を買う。

家に帰って来てからは、図書館で借りていた辻邦夫のエッセイ集「海峡の霧」を飛ばし読みした。文人たちとの交流紀が面白い。軽井沢の中村信一郎サロン、ストーリーが考えなくてもどんどん出てくる井上靖、とにかくよく喋る開高健の「貴腐ワイン」の必要性、吉田健一の<世紀末>=18世紀のヨーロッパ、人間が人間らしく生命に満ちて、優雅に生きる社会、森有正のバッハにおける客観性と根源的な創造意欲との統一。それ以外では、戦前の東京の下街、パリ留学当時の生活、アランの「幸福論」も面白い。好きなクラッシクベスト3は、1がシューベルトピアノ三重奏曲第3番変ホ長調、2がベートーヴェンヴァイオリンソナタ全曲、3がメンデルスゾーン無言歌集。なるほど、2は知っていが、1と3はほとんど曲名しか知らないので、これを機に一度聴いてみたい気になた。