フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

マレーシアの風が吹いてきた

2014-10-10 | 人々との交流

このほどマレーシア旅行から帰ってきたOさんを囲んで夕食会が持たれた。行った先は、ミナミのシンガポール料理の店「梁亜楼」(リャンアロウ)

まずは、タイガービールで乾杯だ。タイガービールは、シンガポールを中心に東南アジアで飲まれているビールだ。あっさりとして口当たりがいい。

三種盛り料理を注文する。見た目に美しくお酒のアテにぴったりだ。

続いて、メインディッシュとして海南チキンライスを注文する。

東南アジア(マレーシアやシンガポール、タイなど)の屋台で食べられる郷土料理だ。茹で鶏とその茹で汁で炊いたご飯が付いている。
まず茹で鶏を口にする。実に柔らかくジューシーだ。
続いて、縦長の米を使ったチキンライスを食べる。パッと見には単なる「ご飯」なのだが、食べると驚くほどの旨みが口の中に走った。これは初めての経験だ。

最後〆は、太い焼きそば風の料理。

マレーシアのお土産にもらったマグネット「WAU BULAN」(ワウ・ブラン)。マレー語でwauとは「凧」のこと。ワウ・ブランは「三日月」の意味をもち、マレーシア航空のシンボルになっている。

ワウの起源には様々な説があるが、古くは風の精霊との交信にも利用されたとか、農作物を荒らす鳥を遠ざけるために利用されたといわれている。

大きいものでは縦3.5m、横2.5m、450mも彼方まで飛ばせるものもあるとか。現在でもマレーシアの田舎では家の軒先でワウが空に舞う光景を目にすることができる、とのこと。

ある統計によると、海外での1か月以上の長期滞在先として、マレーシアが一番人気らしい。物価が安く、治安が良いことが人気を呼んでいる。
一度訪ねてみたいものだ。