フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

初夏の雑木林を赤く染めるヤマツツジ

2017-05-28 | アダージョの森

雑木林は5月の中旬を過ぎると森の中あちらこちらにヤマツツジの橙色に染まってくる。

ヤマツツジ
ツツジ科 ツツジ属の半落葉低木
別名:山躑躅
学名:Rhododendron kaempferi

ヤマツツジはもちろん日当たりが好きだ。しかし、森の中、夏の間暗くなるようなところでも数は多くはないが花をつけている。

日陰にも強いのだ。

日があたらないところのヤマツツジは、枯れてしまうということもない。
いつの日か自分たちを覆っている大きな樹木が枯れたり、伐採される日を待っているかのようだ。

花が咲き種が落ちて、暗い森の中で少しずつ大きくなってきて、「その日を」待っている。