フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

オオヤマザクラの移植

2020-03-13 | アダージョの森

昨日に続いて、花友のKitahoさんに来ていただいて、朝から、北側の伐採木の整理を行った。

それに気を良くしてしまって、厚かましくも急遽、これも気になっていた、オオヤマザクラの移植を助けてもらう依頼を行った。

実は、小屋ができる前に、孫が生まれた記念にオオヤマザクラを植えつけて育てていた。小屋の南面の東には、大きなヤマザクラが生えており、オオヤマザクラの成長を阻害する恐れがそれでてきた。そのため、そろそろオオヤマザクラの移植を行わねばと思っていたが、なかなか決断することができなかった、という経緯がある。

この写真では少しわかりにくいが、左端に生えている細い樹木がオオヤマザクラだ。4本の株立ちになっている。

午前中の作業が終わって、「そば処 さと」でランチにする。すっきりした味わいだ。

 

午後から、いざオオヤマザクラを掘りあげようとすると、これがかなりの作業だ。

掘りあげるよりも困ったのは、オオヤマザクラの運搬だ。重くて手でブルーシートに載せて運ぶというのは全く無理だということが分かった。それではと、土手の土を崩し、下に置いておいた一輪車に何とか載せる。

それを3人がかりで押していって、中央階段の下まで運ぶことができた。ここから坂を押し上げようとしても、一輪車は全く動かなくなった。

それで、ウィンチを使って引っ張り上げることになった。

初めはウィンチで上に押し上げ、続いて、90度曲がって、東側に引っ張り上げ、ようやく、写真の位置に降ろすことができた。

運搬が終わると、その場所に穴を掘ることになる。この作業もなかなかのもので、だいぶ疲れが出てきた。

ところが、その時点で、東側に生えている形の悪いミズキを今のうちに切っておかねば、将来伐採するときにオオヤマザクラに傷をつけることが気になってきた。

それならば先に切っておこうということになる。

あれやこれやの作業でフラフラになってしまったが、Kitahoさんおかげで、無事にオオヤマザクラの移植が完了した。

この二日間、Kitahoさん、PAWさん、本当にありがとうございました。これで、懸案事項が一度に解決し、これほどうれしいことはありません。