フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

今日は庭の草刈り

2010-07-21 | ガーデニング

朝4時30分起床。外気温18度、室内24度、湿度70%。ヒグラシが鳴き始めた。既に畑からはトラクターの音が聞こえてきた。

今日は、畑の草抜きに続き、庭の草抜き作業が待っている。これもなかなか凄いので、まずはしっかりと朝食を食べる。

8時から作業開始。まだ庭には朝日が射してきていないので涼しい。草刈り機を使えないので、すべて手作業だ。中腰で作業をするのがこたえるので、片膝をついて、疲れない姿勢を取る。

庭の真ん中、少し日蔭のところに、ヤブカンゾウが鮮やかに咲いている。

正面花壇には季節の花やハーブを植えている。真中でコオニユリが咲いている。ホタルブクロ、オダマキ、ヤロウも咲き始めた。シュウメイギクやオミナエシの秋の花が育ってきている。

次の花壇には、アスチルベが咲いている。大きく花壇を塞いでいたヨウシュヤマゴボウを刈ると、急に明るくなった。鉄砲ユリが咲き始めた。

次の花壇は全く草に埋まっている。草を抜くと草の中から、アレナリアモンタナやラムズイヤーが出てきた。光を求める花なので元気がなくなってしまっていたのが、心苦しい。

ハーブ花壇では、シソはわずかに芽が出てきたが、バジルはまったく駄目だ。ナスタチウムは育っているが、少しひょろひょろしている。

山野草の花壇もものすごい草だ。草を抜くと、イワシャジン、リンドウが出てきた。クガイソウが終わりかかっている。マツモトセンノウの花がくっきりと咲いている。

途中で日が射してくると暑いことこの上ない。12時になったので、今日の作業は終えることにする。

昼の1時30分からは、フルートの練習だ。まずロングトーンをゆっくりとやる。次に毎日の練習はテンポ92でパターン5をやる。きっちりとテンポを守るのがなかなか難しい。早くなったり遅くなったりと、我慢が大事だ。
「ロマンティック・エチュード」はNO12、これはだいぶズムーズに流れるようになった。NO13は、トリルの所を重点的にやる。
曲は、バッハのポロネーズはdoubleの練習。メヌエットは今日はどうもうまくいかない。パディヌリ、これも徒に焦ってしまって、上手くいかない。

その後、これまでやってきた曲の復習をする。ゴーベールの「マドリガル」、これは、独特の転調が美しいのだが、その演奏が難しい。一度できるようになっていても、しばらく吹いていないと、上手く曲が流れないようになってしまう。今日も、「あれっ」という声ばかりがあがる。

次にテレマンのソナタ「Allegro」。この曲もだいぶ練習をやった曲だ。軽快に楽しくやりたいのだが、直ぐにつかえてしまうのが、腹立たしい。感覚を忘れてしまっているので、思い出すのに時間がかかった。これだけやると、もう4時になってしまった。買い物へ行く時間なので練習を終える。八ヶ岳フルートアンサンブルの曲の練習ができなかった。

Jマートへ行く。24日から、友達が泊まりに来るので、そのためのタオルケットや飲み物などを買う。それから、きららだ。夕食をどうするか、といってもほとんど、食べたいというものはない。
簡単にできるもの、ということで、畑で獲れたシシトウとズッキーニを使い、鉄板焼きにすることにした。

夕食は、ヒグラシを聴きながら、ゆっくりとビールを味わう。すると直ぐに眠くなってしまって、ダウンだ。

 


汗だくの草刈り作業

2010-07-20 | 日記

朝4時になると、うっすら明るくなってきた。外気温17度、室温24度、湿度64%。
すがすがしい朝だ。

朝食を軽く取り、涼しいうちに畑の草を刈って置きたい。すでに、畑ではトラクターの音が聞こえている。
6時から作業開始だ。

畑の畝の草は手で刈り、それ以外は草刈り機を使う。朝露に濡れた草はピンとしていてよく切れる。切ると朝露が霧となって、一瞬漂うのが面白い。

畑の中が済むと、畦のススキを刈る。その後は、土手の草を刈る。作業をやっていると、草が草刈り機の刃にまといつき刃の回転が落ちるので、その都度、エンジンを止め、草を取り、エンジンをかけるという作業の繰り返しだ。

畑の中には、白菜に似たような作物がいっぱい育っている。食べることができるようなので、少し刈らずに置いておくことにしよう。スギナ、ワラビ、ススキがしつこい。ほとんど一面に生えていて、大きなものを刈るので精いっぱいだ。これなら、しばらくするとまた、大きく育ってくるであろう。

9時過ぎに、ようやく草刈りは一段落した。作物が結構いい姿で育っているので安心した。ズッキーニは、冬瓜のように太く育っている。


もちろんキュウリも太いのが地面に転がっていた。シシトウとセロリは、おいしそうに育ってきている。

オクラとトウガラシはまだだ。ナスビは1本仕立てにしていなかったので、小さな実が付いてしまった。さっそく、余分な、芽を摘み1本仕立てに仕上げる。


トウモロコシも、花を咲かそうとしている。サツマイモは、マルチをしたところは、よく育っているが、マルチをやらなかったところは草に負けてしまってほとんど大きくなっていない。ルバーブも大きくなってきた。

残念なのは、カボチャだ。草に完全に負けてしま手、根腐れし、枯れてしまっている。種を播いた大葉、、赤シソは何とか育っているが、バジルは駄目だった。

花はどうかな、苗を貰ったマリーゴールドとヒャクニチソウは元気に育っている。種をまいたヒマワリとコスモスもなんとか大きくなってきてくれた。それ以外の、種をまいたコキア、ルピナスの芽は見えない。

KITAHOさんから頂いた、葡萄のナイヤガラは、上手く根付いたようだ。

10時に畑作業は終了する。全身汗だく、くたくたになってしまった。今日の収穫はズシリと重い。それもそのはず、計ってみるとズッキーニの大きい物は、1、2キロもあった。

昼からは、フルート練習だ。まずロングトーンをゆっくりやる。だいぶ音が戻ってきた感じだ。「毎日の練習」はテンポを92に上げて、パターン4を行う。何とかできるようになってきた。もちろん高音はテンポを落とさなけれな吹けない。
「ロマンティック・エチュード」は、NO11は終了し、NO12から始める。これもだいぶできるようになったので、続いてNO13へ移る。トリルが連続するところの運指が乱れる。これは今まであまりやったことがない指使いなので指がもつれるのだろう。

曲へ移る。バッハのポロネーズはだいぶ音の伸びが戻ってきた。しかし、doubleはやはり運指が乱れるところのつらい。「もう少し」がなかなか届かないのだ。問題は、右手の薬指の力が入りすぎることとわかってはいるが、できない。メヌエットは気持ちよく吹けるようになってきた。パディヌリはテンポを落として、正確に運指ができるように心がける。

その後、「名曲31選」から、ケーラーの子守唄をやる。練習するに従い、なじみが出てきた。美しい曲だ。

その後、八ヶ岳フルートアンサンブルの曲をやる。カルメン第1楽章は、テンポを落として、すこし遠ざかっていた記憶を取り戻す。音のつながりが上手くいかない。
第2楽章の有名な旋律のところは滑らかに演奏するよう心がける。第3楽章も滑らかさが求められる。どうもごつごつしてしまうのが難点だ。

その後は、好きな曲の自由練習としよう。アンデルセンOP24のNO4はだいぶできるようになってきた。好きな曲なので、練習していても楽しくなる。そのあと、「ハンガリー田園幻想曲」をやってみる。第1楽章、丁寧に音価を読むのは面倒なので、曲の雰囲気を楽しむ。第2楽章以下は、楽譜を読む練習だ。曲はよく知っているので、何とか最後まで吹くことができた。

あっという間に3時間近く練習していた。練習時間が長くなっても、指や唇、腕が痛くならなくなってきた。

夕方になり涼しくなってきたので、庭をぶらっと歩く。ヤマアジサイの群落が満開だ。

夕食は、今日収穫したズッキーニとシシトウを使ってカレーライスとする。キュウリのみずみずしさは、文句なしだ。ズッキーニ、シシトウも甘くておいしい。

ズッキーニの浅漬けは初めてだが、酒のあてにいける。


帰りなん、田園将に蕪れなんとす

2010-07-19 | 八ヶ岳

今日から、八ヶ岳行きだ。とくに急ぐことはないので、ゆっくり準備をし10時に家を出た。西名阪から湾岸道は、連休ということもあり、結構、車が多い。刈谷SAで12時過ぎになったので昼食とする。駐車場は満杯だ。

その後中央道に入っても車が多いが、渋滞するということものなく、3時30ころ長坂インターに着いた。いつもながら1000円の表示がうれしい。

きららで、食材を買い、アダージョの森へ。1ヶ月ぶりである。
庭は、一面の雑草だ。心配していたスズメバチの巣は、新たにできていなかったので一安心だ。室内の温度は28度で、外気温は26度だった。窓を開けて風を通すと実にすがすがしい。荷物を下ろし、まず畑の様子を見に行く。

畑は、雑草が生えていると思っていたが、その生え方たるや予想を超えるものだった。ほとんどすべての作物は、雑草で埋まってしまっている。ただ茫然と立ち尽くすだけだった。

それでも、ここの作物をよく見ると、まるまると太ったズッキーニ、キュウリも、太いのが数本できている。

トウモロコシやナスビも、ほっとらかしにしていた割には、よく育っている。今日は作業はできないが、明日からの作業は、相当の決意が必要だ。

清里へ帰ってきたことを祝し乾杯した後、夕食は、いつも通り、お寿司とざる蕎麦それに、餃子にした。

食後は、疲れてしまったのか、直ぐに寝ることにした。


草抜き、誕生日

2010-07-18 | 日記

今日もまたいい天気で、暑いくなりそうだ。5時過ぎ、散歩に出る。朝日がまっ正面でまぶしい、30分ほど歩いて家に帰る。

朝食後、かなりはびこってきた庭の草抜き作業ををする。ほんのしばらくの間に、よくもこれだけ伸びたものだ。特にドクダミがうるさい。茎を引っ張ると直ぐに切れてしまって、根から抜くことができないのだ。しかもその根が地中深く潜り込んで、いたるところから、芽を出してくるので始末が悪い。

12時まで草抜きをやると、全身汗でびっしょりだ。身体もへとへとになったので、作業を止める。

 午後は、部屋を閉め切りクーラーをつけて、フルート練習する。昨日は練習ができなかったので、また、もとに戻っていた。まずは、ロングトーンをゆっくりやる。音の感覚が分からなくなってしまっているのが、一番問題だ。その後、「毎日の練習」をテンポ88、パターン3でやる。少しましになったが、以前の感覚ではない。

「ロマンティック・エチュード」はまず、NO11をやる。これは、かなり練習したので、指で覚えてしまったからだいぶスムーズだ。もうそろそろ卒業かな。NO12は、あまり問題にするところはない。NO13もやる、これも、トリルのところがすこし、ややこしいが、それ以外は特に問題がない。

次は曲の練習だ。まず、いつも通りバッハのポロネーズから入る。この曲もだいぶ指が回るようになった。メヌエットは、曲の雰囲気をどう出せるかが課題だ。パディヌリは、確実に運指ができるまでゆっくりやろう。

その後「31名曲集」から、ケーラーの子守唄をやる。中ほどのところの旋律が美しい。その後、久しぶりにモーツァルトのアンダンテを吹いてみる。だいぶ感じを忘れてしまっていた。このゆっくりしたメロデイーは、歌うのが難しい。

夜に、娘が久しぶりに帰ってきた。今日は彼女のささやかな誕生パーティだ。イギリスのキューガーデンで買ったペンダントをプレゼントにし、バースディケーキで祝った。家族全員がそろわなかったのが残念だ。


関西笛の会TUTTI第10回演奏会

2010-07-17 | フルート

朝起きてみると、いい天気だ。いよい梅雨明けか。さっそく50時過ぎからいつもの散歩コースを歩く。家々の庭の花も、暑さに参ってきている。一人元気なのが、百日紅の縮れた花。

今日は、この春まで所属していたフルートアンサンブル「関西笛の会tutti第10回定期演奏会」がある。先日事務局から電話がかかってきて、裏方を頼まれた。「打ち上げ無料招待」の声に動かされて、いいですよと請け合った。

9時に会場のある大阪城公園へ。ギンギンの青空で、暑くなってきた。

会場の「イズミホール」には既に多くのメンバーが来ていた。久しぶりに合ったメンバーの皆さんから、暖かい声をかけていただいたのはうれしかった。

話するのもつかの間、すぐにゲネプロの始まりだ。裏方3人は、プログラムをもとに、演奏者のイスの配置場所をテーピングしていく。1回演奏が終わるごとに、椅子や譜面台を撤去し、また配置するという作業。3人から80人までと、バラエティがあるので、これやってみるとなかなか大変な作業だ。

12時前にゲネプロは終わり、いよいよ本番だ。出演を前にして、緊張と喜びのあふれる出演者。

プログラム
1 ブリランテ「証城寺のたぬきばやし、琉球のふたつのうた」
2 ポコアポコ「小象の行進・ムーンリバー・ピンクパンサー」
3 アットーレ「調和の霊感」
4 小アンサンブルフィオーレ「トリプルアイス・ハナミズキ」
5 ミッソ「王宮の花火序曲」
6 オッティーモ「狂詩曲スペイン」
7 フルートルベール「レクイエム ピエ・イエス、アニュスデイ」
8 全体演奏「グリーグ・ホルベルグ組曲」

これまでは出演者だったので、演奏を聴くことができなかったが、今回初めて、アンサンブルの演奏を聴くことができた。

「ホルベルグ組曲」は第1楽章の躍動感がよくまとまっていた。
フィオーレの演奏が断然良かった。3人の呼吸もぴったりで、落着きと優雅さがあった。
フルートルベールはせっかくの先生方の演奏なので、もう少しインパクトのある曲がよかったのでは。
アットーレの男性陣の出演は、衣装も面白かったし、だいぶレベルも上がってきたなといいう感じだった。

終了後は、近くの居酒屋で「打ち上げ」。フルート吹きは少し気取るところがあるので、こうした場で素の自分を出し合うのが、思いのほど、役立つのだ。

私も「はるばる八ヶ岳から駆け付けてくれた」と紹介された。意外や、私のホームページ・ブログを見てくださっている方も多く、「繋がっている」ということを感じて、正直うれしかった。

その後も2次会に参加して、楽しい会話に話が弾んだ。いつものことながらかなり飲みすぎてしまったか。