フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

車選び、思い出のメロディ

2010-08-21 | 日記

連日、記録的猛暑と報道されているが、今日も、その記録を塗り替えようか思えるほどの暑さだ。

朝から、1時間ほどフルートを吹く。ロングトーン、毎日の練習、「ロマンティック・エチュード」NO15、NO16をさらっと流して練習を終える。

その後、二男が車をほしいというので、中古店を一緒に回ることになった。10時を回ると、ギンギンの日差しだ。まず、自宅近くの店へ行く。展示されている車に乗ると、暑いのなんの。店員さんも汗だくで説明してくれる。「お客さん、①ご予算、②車種、③年式これのうちの二つを決め、後は我慢するということでないと、なかなか絞りきれませんね」。成程、成程。店頭表示価格よりプラス30万ほど諸経費がかかるので、それも計算しなければならない。

次の店は、ネットで調べた近畿道摂津北まで車を走らせたところにある店だ。息子がこのあたりに旨いラーメン店があるというので入る。少し甘みが勝ったトンコツ
ラーメンで、なかなか美味しかった。これに、小さな焼き豚丼がついて750円は安いので、店は混んでいた。

次の中古車店でも、いろいろ説明を受ける。「ライフステージによって欲しい車は変わります。後5年もすれは、また違う車が欲しくなるので、5年ぐらい乗ると考えて車種を決められたらいかがですか」、成程、成程。

結局、今後さらに検討するということで、中古車回りを終える。

夕方、もう一度フルートを吹く。午前中の続きだ。バッハのポロネーズは大分力が抜けて、指がよく回るようになってきたが、おしいことに、まだ指がつかえる。メヌエットは、少し安定してきた。パディヌリは、ゆっくりとやる。

八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」。実は今日が八ヶ岳での練習日なのだが、八ヶ岳へ行けなかったので一人で練習するしかない。やはり出だしの曲が難しい。苦手の高音のトリルを練習する。後は、さらっと曲を通した。その後、夏にふさわしいマスネの「タイスの瞑想曲」をやる。瞑想の雰囲気を出すのが難しい。

夜、NHKの「思い出のメロディを見る」。第42回とあるが、何とも言えない番組にNHKもお金を使っているものだ。二葉百合子や三浦洸一は、ご苦労さんという感じ。しかし、出てきていただくのはいいのだが、これは「歌手」ではない。「思い出の人」が今でも元気にやっているという紹介であり、全く聞くに堪えない状態。

橋幸雄の潮来笠はひどかった。コロンビア・ローズ、久保浩、千賀かおる、これは出演料は取れないだろう。小椋桂「愛燦燦」も疲れていた。


布施明に甘ったるい「若者たち」を歌わせていた。エヴェレスト日本人初登頂を植村直己ともに果たし、番組に出演した松浦輝夫が「若者たち」が好きだったと言った気持ちがNHKのディレクターには全く分かっていないな、と感じた。やればいいというものではない。

良かったのは、今陽子の「太陽の季節」、八神純子「水色の恋」、チェリッシュの「白いギター」か。
天童よしみ「夫婦春秋」、由起さおり「夜明けのスキャット」、森進一「襟裳岬」、八代亜紀「舟歌」、これは文句なく良かった。これぞプロ歌手の歌であり、聞く者一人ひとりの「思い出」を喚起してくれる歌いぶりであった。

杉田次郎ジローズやその仲間が、万博会場で「戦争を知らない子供たち」を歌っていたのは、懐かしかった。彼の髪も薄くなったな。

沖縄興南高校が春夏連覇を果たした。沖縄の力は疲弊する日本の希望になった。阪神は巨人に2連敗だ。


暑さに慣れる

2010-08-20 | フルート

今日も朝から、ギンギンの天気になってきた。もう「暑い、暑い」と言って騒ぎまわるのをあきらめよう。下手にクーラーなどもかけずに、窓を開けはなって、自然の風に任せよう。そう、開き直って、流れる汗をぬぐい、冷えたウーロン茶を飲む。こうししていると、えらいもので、暑さにも慣れてくるものだ。何事も、腰を引いたり、避けようとするのではなく、素直に受け入れるのが、一番よいということか。

午前中は、やってきている、ホームページの「山野草」コーナーの整理作業を続ける。一つ一つの花の写真を拾い出し、コメントを添える。関連するホームページをチェックする。山野草のホームページは、実に沢山あるものだ。少し調べただけでもこれだけあるのだから、もう少し見ていくと、信じられないほどになるだろう。

昼までに、ようやく「山野草」コーナーの整理ができた。現時点で34種。中にはまだ咲いていないヤマシャクヤクなどもあるので、まだまだこれからだ。

午後は、フルートの練習。これだけは、隣近所に「騒音」の迷惑をおかけするので、窓を閉めクーラーで部屋を冷やして、行う。ロングトーンを丁寧にやる。力を抜こう、狭い部屋で吹くとどうしても息の音が気になるが、これは仕方がない。

「毎日の練習」はパターン9.このパターンは一番苦手なので、その都度苦労する。「ロマンティック・エチュード」NO15、どうしても、引っかかる曲だ。いやな曲や苦手な曲は練習そのもののモチヴェーションを維持することが大変だ。それはNO16の装飾音とトリルの練習曲も同じだ。エチュードとは言え、練習を離れても、その曲を吹いてみたいというような曲が理想的なのだが。

練習中に野暮用が入ってきて、それに手を取られてしまった。フルートを吹いていることができなくなって、練習を終える。

高校野球、関西の報徳学園が沖縄の興南高校に6対5で敗れた。夜は、巨人阪神三連戦の大事の初戦で、12対5で首位阪神が負け、2位巨人とのゲーム差は2に縮まった。


酷暑と歯医者

2010-08-19 | 日記

今朝も朝からきつい日差しが、ダイニングに射しこんできた。今日もまたまた、暑い日になるであろう。

郵便局に用事があったので9時過ぎに行くと、この暑さゆえかさすがに空いている。郵便局の職員は終始にこにこし、ペコペコしている。こんなことは少し以前には見られなかったことだ。「郵政改革」も少しは成果が出てきているということか。

家に帰り、午前中はフルートの練習をする。ロングトーンをゆっくりやった後、「毎日の練習」パターン8。2音ずつのスラーなので一番吹きやすいパターンだ。「ロマンティック・エチュード」はNO15はほとんど仕上がってきたか。NO16は、曲が分からないながらも、なんとなくなじんできた。バッハ3曲は、さらっと流すだけで練習を終える。

今日は、歯医者に行く日だ。もちろん気乗りしないが仕方がない。真昼間に家を出る。強烈な暑さだ。皆、下を向き、黙るしかない。「暑い!」と口に出すこと自体が暑く、もう言いたくもない、といった雰囲気だ。こんな暑い昼間に歯科医院に来る人はほとんどいなかった。わずかに、年配の女性と子供がいるだけだ。
今日は、今後の治療方針を決めることになっている。インプラント治療のメリットどデメリットの説明と質疑になった。

将来、歯周病が進行して歯が抜けると、ブリッジなどの方法で残る歯を守ることになるが、少しでもしっかりした歯があるとそれだけ安定する。そのためにも、インプラントでしっかりした「歯」を持っておくと一番効果的だ、というのが趣旨だ。
なるほどと思うが、何しろ、全く保険が効かない世界なので、何をするにしろ、べらぼうに治療費が高い。ほとんどぼったくられるような世界だ。今更ながら、歯がいかに大切か、治療はいかに高いか、よくわかった。
それでも、一度実験的に試してみようか、ということになって、取り合えす、CTを取ることになった。

歯に痛みは無くなったが、酷暑の歯科医では、耳には痛い話になった。


懐かしい「甲斐駒ケ岳」

2010-08-18 | フルート

早朝から、強烈な朝日がダイニングに射しこんできた。今日も暑くなるだろう。
(大阪では37度を記録した。)

とめどもなく暑くなってきたので、外に出るのを控える。午前中は、「アダージョの森」のホームページ、「山野草」のコーナーを整理した。

午後は、フルート練習だ。ロングトーンをゆっくりやる。
「毎日の練習」パターン7は、苦手なパターンだ。高音はテンポを落として、はっきりした音を出すよう心がける。
「ロマンティック・エチュード」NO16、何度吹いても、どうもなじめない曲だ。エチュードとはこういうものと割り切る。後半のブロークン・アルペジオが特にやりにくい。NO17、この曲は装飾音とトリルの練習だが、古典的な旋律ではないのでなじみにくい。自分の中にできてしまっている「なじみの旋律パターンとは違う世界」に自分が入っていくことができるかどうか、ということか。

バッハ3曲は大分腕と指の力を抜くことができた。力を抜くことができなければ、この曲を演奏することはできないということが、ようやく分かってきた。

「八ヶ岳フルートアンサンブル」の「カルメン」は大分慣れてきた。今日も第1楽章の出だしの練習に時間をかける。まだまだだ。
その後、「名曲31」から、ステックメスト「歌の翼による幻想曲」、ドンジョン「ナイチンゲール」「パン」などをさらっと吹く。

夕方NHKで「小さな旅 甲斐駒ケ岳」をやっていたので見る。「アダージョの森」で晴れた日には必ず目に入る山だ。「願い待つ白き貴公子」というやや大層な表題が付いていた。
番組は、「日本三大急登」の黒戸尾根を登る登山だ。白州駒ケ岳神社(2神社がある)から登り始める、2時間ほど登ると「駒ケ岳7時間」という標識があり、登山者は驚いていた。近年、北沢峠からの短縮道ができたので、この黒戸尾根を登る人はほとんどいなくなった。
最盛期には5軒の山小屋があったというが、今は1軒もなくなってしまった。そのうちの1軒の山小屋を経営していたという人が、大分年配の方だが、一人で登山道の整備をしている。その姿に痛く感動した。もちろん全く無償のボランティアだ。「本当に山を愛する気持ち」がなくては、こんなことはできることではない。

頂上の社に駒ケ岳神社の宮司が娘さんと一緒に登頂した。「駒ケ岳講」に入っている方で、もう山に登れないという方の「願い」をわらじにくくり付けたものを奉納していた。これが番組の表題の「願い待つ」ということなのだ。

標高2967メートル、北杜市のふるさとの山、白き秀峰「甲斐駒ケ岳」を見ると、そろそろ清里に帰りたくなってきた。


ただじっとして、暑さに耐える

2010-08-17 | フルート

今日も朝から日差しが強く、暑い。
こんな暑い日は、出かけずにただじっと家の中にいるのがいい。

午前中は、アダージョの森の写真の整理をする。「草花」の欄は一応終わったので
「山野草」の欄だ。一つ一つの花に思いもあり、アップするときにもう一度調べたくもなるのでインターネットで調べていると、どんどん話が発展していくので困る。

一つのホームページを見ると関連項目や紹介のサイトがあり、、それをたどっていくと面白くなってしまって、いつの間にか、初めの問題意識が、どうでもよくなってしまうことがある。こんなことが許されるのも、時間があるからで、差し迫ってやらなければならないことがないという気安さがあるからだ。

昼からは、何時もの通り部屋を閉め切って、クーラーを効かしフルートの練習に没頭する。ロングトーン、今日は何故か音がもうひとつだ。「毎日の練習」パターン6は、高音部を除きスムーズに流れた。

「ロマンティック・エチュード」NO16、運指が難しいところを何度も繰り返す。NO17は、昨日から練習を始めたが、曲想がよくわからない。装飾音とトリルの練習の曲だが、これだけ今一つな曲はこれまでなかった、これは多くの練習者を泣かせる曲であろう。

今日のバッハは、駄目だった。音が伸びず、指がもつれる、最後まで同じ調子だった。パディヌリが少しましになったのがでめてもの慰めだ。

次に八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」を全曲流す。第1楽章が難物なので、それを重点的にやった。後は、まあまあだった。

その後「名曲31」のビゼーの「間奏曲」をやる。午後6時近くになったので練習を終えた。