フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

コシアブラ 透けるような黄葉の美

2019-11-14 | アダージョの森
春の山菜でおなじみのコシアブラが黄葉してきた。黄葉と言っても、ダンコウバイと違って、こちらは、透けるような薄い黄色に色づく。



森の中で見上げると、これが何とも美しいのだ。散りゆくもののあわれさとでもいうのだろうか。



葉は5枚の小葉があり、これで1枚の葉を構成しているので、散るときはまとまって「バサッと」落ちる。



 
春の山菜を取るのは、人間の手の届く程度に成長したコシアブラだが、これが成長すると見事な大木になる。

 
 
コシアブラ(漉油)
ウコギ科 ウコギ属の落葉高木
学名:Eleutherococcus sciadophylloides

ダンコウバイ 鮮やかな黄色で庭が明るくなる

2019-11-13 | アダージョの森
雑木林の早春に、黄色い花をつけるダンコウバイは、秋にはまた、美しい黄葉で彩ってくれる。
 
 
 
 
 
カエデ類よりもはるかに葉が大きいので、迫力がある。
 
 
 
 
 
鳥がこの実を好むのか、庭の色んな所にダンコウバイがある。しかも、背丈もあまり大きくならないのであまりうるさくならないのもいいところだ。
 
 
 
ダンコウバイ(檀香梅)
クスノキ科 クロモジ属の落葉小木
学名:Lindera obtusiloba Blume

ニシキギ 深い紅葉が美しい

2019-11-12 | アダージョの森

アダージョの森の周りにニシキギが育っている。これは買ってきて植えたのではなく、全くの自生だ。森の中に根が広がっていき、いろんなところで小さな苗が育っている。

背はあまり高くならないが、深みのある赤色に色づいて美しい

斜めからの夕日が当たると、驚くほど赤く染まる

アダージョの森の南側の縁を赤く彩っている。

ニシキギ(錦木)
学名:Euonymus alatus 
ニシキギ科   ニシキギ属

メグスリノキ 植えられた場所で色合いが変わる

2019-11-11 | アダージョの森
 メグスリノキの紅葉が進んできた。アダージョの森は広葉樹の森なので、どの木も個性豊かに色づくが、このメグスリノキの紅葉はいつ見てもほれぼれする美しさだ。
 
 

アダージョの森には3本のメグスリノキがあるが、植えられた場所によって色合いがかなり違う。
東側の森の入り口で育っているものが、一番美しく、いつまでも散らずにあってほしいものだ。

次は北側花壇のメグスリノキ

カエデ(ムクロジ)科 カエデ属
学名:Acer nikoense
別名:長者の木 千里眼の木 ミツバナ ミツバハナ

紅葉の庭 コンサート 清泉寮

2019-11-10 | アダージョの森

今朝の清里は、快晴で気温は3℃まで下がっている。

小屋に朝陽が射してきた。

北側花壇、オオカメノキの紅葉が終わり、代わってダンコウバイの黄色が輝いている。

青空を背景にシラカバの白い幹が美しい。葉は散ってしまっている。

家の南側花壇、左側はヤマボウシの深い紅葉、黄色はダンコウバイ、右側はウリカエデ・イロハカエデの紅葉

こちらは南側花壇、ブルーベリー、サラサドウダンツツジの紅葉、黄色はダンコウバイだ

午後から、八ヶ岳やまびこホールで「小淵沢エコーコーラス創立60周年記念コンサート」があるので、聴きに行く。ホールの向こうに八ヶ岳が美しい。

合唱団の指揮は、テノール歌手の大澤歩土さん

小淵沢エコーコーラスは、小淵沢を拠点にした混声合唱団で、ポールラッシュ祭や合唱オペラ「ごんぎつね」(池辺普一郎指揮)などの演奏活動を行ってきた。

今日は、これまで歌い継いできた、「あの素晴らしい愛をもう一度」「組曲「心の四季」から」「ノ・ノ・レタ」「忘れな草」などを美しいハーモニーで演奏した。間に、大澤歩土さんの「帰れソレント」の素晴らしい独唱もあり、楽しいひと時だった。

コンサートが終わり、清里に帰る途中で清泉寮を通ると、車の集まりが終わったのか、オープンカーがどんどん出ていっていた。その向こうに富士山を望むことができた。