9月27日(水)「洸の会」短歌を学ぶ会でしたが、急用の為に欠席。
幹事の方から先生のお話を初め、当日の様子についてご丁寧に書き留めたお手紙を戴きました。
先生からは、山形県上山市に開館されている 「斎藤茂吉記念館」 訪問のお話だったそうです。
「現代歌人のすぐれたひとりである斎藤茂吉の文業や生活を伝える興味深い自筆の書画、原稿、映像などの資料をその生涯の活動にそって展示公開されている。
是非訪れてみては如何でしょうか。」といただいたそうです。
今月の入選歌
刈り取りし藁を焼き入る線路みち赤き電車の煙抜けくる Mさん
私も先輩の歌に共感です。
秋の景色が映えてとても素敵に思いました。
又、この度提出しました二首は先日の歴史散策の思いを詠みましたが皆さんの感想、先生の講評も書き添えていただきました。
一首目は千葉県の久留里城見学に息をきらしながら大変な登り坂の土手に見つけた
「ナンバンギセル」
に感激して詠みました。
尚、写真は友人の庭のお花の紹介から戴きました。
ひそやかに薄の陰に咲きをれるナンバンギセルにしばしを憩ふ
万葉集にも「思い草」として詠まれているそうです。
私は友人からの紹介ではじめて知った貴重な「ナンバンギセル」に魅せられております。
「ナンバンギセル」は葉緑体を持たないため自活出来ず、薄や茗荷などの根に寄生すると言われております。
花の形が、南蛮人の用いたパイプの「キセル」に似ているのでこの名になったと書かれておりました。
二首目は千葉県の誇りとする 上総堀り (提供写真より)に思いをしました。
もと歌は 上総堀り歴史を刻む名水の・・・としましたら
先生から「ここまで歌わないほうがよい」とご指導を戴きました。
上総堀りの技術つたへて湧き出ずる名水くみてひととき潤ふ
思い出の歌を詠むことが出来ました歴史倶楽部の役員の皆様に改めて御礼を申し上げております。
有り難うございました。