新年最初に届いたメール便は短歌の結社の 「軽雪」 でした。
今号は何首載せていただけたかしら?講評は?前号佳品抄には?とわくわくしながら開封しましたら予期せぬ原稿依頼にビックリ!
内容は「旅」「行ったところ」「行って見たいところ」「もう一度行きたいところ」等についてご執筆をお願い致します。とありました。
この度の事に しながらも、題名は早々に「父への戦跡巡拝」と決めました。
戦後62年経た今もこのような旅をしております者がおりますことを理解して欲しいと思う気持ちとそれ以上に国や県・市の遺族会の長い間のご尽力に感謝を申し上げるべく遺児による
「フィリピン慰霊友好親善訪問団」に参加をしました時の様子を綴りました。
約1000文字ではあまり詳しい内容は書けませんでしたが、12月3日から9日まで日本の冬に参りましたので特にレイテ湾の水の温かさが身に沁みました。
この温かい海底に眠るならばと心の整理が出来ました慰霊の旅でした。
もう一度父の眠るレイテ湾の温かい水に手を触れてみたい。
生命ある限り再び父と語れる日を願いつつ。と結びました。
慰霊祭に於いてレイテ湾の東方沖に向けて祭っていただいた祭壇
20日〆切りでしたが、早々に 16日の歌会に持参しましたところ、先生から「あなただから書ける内容で宜しい」と受けていただき、ホットしてしばらく振りに に向かっております。