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東京都中央区人形町 ・ 日本橋周辺の旅

2010年04月11日 12時43分51秒 | 千葉実年歴史倶楽部(友の会・同好会を含む)

    千葉実年大学校 歴史倶楽部 平成22年 4月度定例会
「開催のご案内」
 平成22年度最初の定例会は、東京都中央区人形町 ・ 日本橋周辺を訪ねます。
 人形町周辺は、人情温かく、江戸っ子気質の残る街。
 日本橋周辺は、5つの街道の出発点となった江戸の中心街です。
 人形町周辺では、吉田松陰終焉の地 「伝馬町牢屋屋敷跡」、江戸三森の一つに数えられる富くじ興業の場所としても有名な 「椙森神社」、安産と水難、水商売に御利益
 のある神様 「水天宮」、昔ながらの下町の姿が今も残っている 「甘酒横町」。
 日本橋周辺では、5つの街道の出発点 「日本橋」、日本金融機関の総元締め 「日本銀行」、お金の博物館 「貨幣博物館」 等を訪ねます。

上記のご案内に3日間にわたって開催されました楽しかった旅に、参加日の予報に釘付けになりながら多くの会員の皆様が参加されました。
私は、4月9日 (金)  空ではありましたが穏やかな一日、多くの皆様と有意義な散策にご一緒させていただきました。
   


     4月6日参加の皆様  於 十思公園       4月7日参加の皆様   於 石町時の鐘の前で

1.開 催 日 
    4月6日(火)    気温 穏やか   参加者37名
    4月7日(水)   気温        参加者31名
    4月9日(金)    気温 穏やか   参加者46名 延べ114名が参加されました。
2.集 合 場 所  JR 新日本橋駅
3.集 合 時 間  9時20分
4.訪 問 先 等

(1)十思公園
 大安楽寺の真向かいに十思公園があります。公園の元々は処刑場の一部でした。    

                           十思公園内にあります石町時の鐘
石町時の鐘 (都指定文化財)
 時の鐘は、江戸城下の人々に時刻を知らせました。二代将軍秀忠の時代に、現在の本町4丁目辺りに設置されたといわれています。
 明治初期まで使用されていましたが、昭和5年に十思公園内に移設されました。現在の鐘は、宝永 8 年に鋳直されたことが記されています。
伝馬町牢屋屋敷跡 (都指定文化財)
 江戸幕府最大の牢屋敷は、面積約2,600坪もあり、寺社・町・勘定の各奉行と火附盗賊改が管轄する囚人を350名から700名も収容できたと伝えられています。
 牢は性別・身分・罪種などに区分されていました。

     大安楽寺          処刑場跡碑          伝馬町牢屋敷跡説明板
吉田松陰終焉の地
 この公園には、この地で処刑された吉田松陰関連の石碑や日露戦争で戦死した地元出身の兵士を追悼する忠魂稗が建っています。

                    「吉田松陰先生終焉之地」碑。
          辞世の句  身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂

杵屋勝三郎歴代記念碑
(2)椙森 (すぎのもり) 神社 (区民文化財)


(3)水天宮
文政元年(1818)に福岡久留米の水天宮の分霊を 「有馬藩江戸屋敷」 に祀ったのが始まりで明治5年(1872)から現在地となりました。
全国各地のみならず、海外からも多くの参拝者が来訪されます。
戌の日には、新しい岩田帯の御子守帯 (みすずおび) の授与とご祈祷を受ける人で大変賑わいます。
       
           水天宮本殿                       御朱印


       弁財天 水天宮 弁財天社              参拝記念に 

(4)甘酒横町・蛎穀銀座跡、谷崎潤一郎生誕の地、西郷隆盛屋敷跡 (日本橋小学校)

              甘酒  1杯200円、お代わりは  に皆様大 

人形町からくり時計
 東京都中央区日本橋人形町、町名の由来は、江戸が開府され20年、この一帯は江戸唯一の歓楽街となり賑わっていました。
 大芝居の中村座と市村座の江戸二座では、歌舞伎、人形操り芝居、浄瑠璃芝居、見世物小屋、などが軒を並べ、それに携わる多くの人形師達がこの町に住んでいたことから、江戸時代より
 「人形町通り」と呼ばれました。
 町火消しがテーマの塔は、木遣りが流れ、地元の「は組」の衣装を着た人形がはしご乗りを披露します。
 からくり時計は高さ8m、江戸落語と町火消しの二つの塔は、毎日午前11時から午後7時まで1時間おきに音楽などとともに人形が出てきてショーを繰り広げます。
 私達は11時のショーを楽しみました。
     
           人形町からくり時計                    小網神社
小網神社 (区民文化財)
 社伝によると江戸時代以前の創建といわれています。
 現在の社殿は関東大震災の後、昭和4年 (1929) に造営されたもので、社殿は伝統的な意匠で、向拝には龍・獅子・ばく・鳳凰・波などの優れた彫刻が施されています。

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東京都中央区人形町 ・ 日本橋周辺の旅   の続き

2010年04月11日 12時00分00秒 | 千葉実年歴史倶楽部(友の会・同好会を含む)

(5)日本橋
 徳川家康により慶長8年(1603)に架けられ、以降お江戸日本橋として親しまれた戸時代の象徴。
 現在のルネッサンス式石橋は明治44年(1911)に架設されたもの。
 平成11年には使用されている道路橋として初めて国の重要文化財に指定されました。
 橋上中央には 「日本国道路元標」 の銅版が埋設されて、国道の起点を示しています。

     「日本橋」の表示      一心太助の元気な声が飛び交った魚河岸跡碑


(6)日本銀行 ・ 本店本館
 ビデオ上映後、ご案内の方の説明を頂きながら日本銀行本店を見学いたしました。
 建物は明治29年(1896)に建築家 ・ 辰野金吾氏が欧米の銀行建築を視察し、最終的にベルギー国立銀行をモデルに設計したと言われ、ネオ・バロック様式の石造建造物です。
 江戸時代の金座跡地に建てられています。 金融の元締めの役割を改めて知る事が出来ました。

        
  4月9日参加の皆様  於 日銀旧館前で               日銀・旧館

        
   馬の水呑み場                     貨幣博物館       
馬の水呑み場
 日本銀行旧館の中庭には、馬車などでお金を運んでいた時代を偲ぶものとして,今でも馬の水呑み場が残っています。
 栓を捻ったらお水がでました。 時代を感じさせる懐かしい物に出会いました。

貨幣博物館

 日本の古代貨幣から現代の円の誕生までと、世界の国々の貨幣や珍しいお金など「お金」 のすべてを学べる博物館です。

貨幣博物館見学を最後に1万歩を超える散策もこの地で解散となりました。
普段、見過ごしておりました記念碑等に心を寄せながら、東京再発見の楽しい旅でございました。
幸にもお天気に恵まれ、時刻は16時を回ったばかりでしたので 「お茶をしていきましょう」のお仲間に加えていただきました。
程良い疲れに   を特別美味しく頂きながら、企画をしていただきました会長様を初め役員の皆様に一同、感激と感謝の  を贈らせて頂きました。
私自身はこの度も、会長様から頂きました  を参考にさせていただきながらブログを綴れます幸せに感謝を申し上げております。
時節柄会員の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
歴史倶楽部の皆様、不適切な箇所などご指摘頂けましたら幸に存じます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。 

コメント (5)
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