金澤 ・ 浅野川界隈に遺る 狛犬像 見て歩き
金澤 (卯辰山 観音院 鎌倉時代の雄狛犬) 金澤 (東山 宇多須神社 飛翔狛犬)
金澤 (東山 菅原神社 雄狛犬) 金澤 (浅野川 稲荷神社 舌だし狛犬)
「阿吽の呼吸」と言う言葉がありますが狛犬には 「阿=口をあけた雌像」 「吽=口を結んだ雄像」の一対が神社の守り神になっている。
【観音院】 (金澤市卯辰山中腹)
鎌倉時代の作と言われており、日本独特の角 (つの = 髪の毛とも言われる) を持った頭部に特色がある。
【宇多須神社】 (金澤市東山)
「飛翔狛犬」と言われ、後ろ足を跳ね上げている江戸時代後期、旦那衆が寄進したものであろうが、芸術性が高く石工(いしく)たちも見学に訪れた。
【菅原神社】 (金澤市東山)
昔、花街があったことから芸妓たちの参拝が多く、何を願ったのか、なんとも微笑ましい姿をしている。
ここには別に、天皇の石棺と同じ石材を使った白い一対の狛犬像も鎮座している。
【浅野川稲荷神社】 (浅野川・並木町)
「子連れの舌だし狛犬」は全国的にも珍しく、お稲荷さんには食の神を祀ってあるが、商売繁盛、家内安全、子孫繁栄の願いも叶えたのだろう。
以上は金澤の山ちゃん様より頂きました。