千葉実年大学校 歴史倶楽部 平成24年7月度定例会
「開催のご案内」 より
7月定例会は群馬県西南部を訪ねます。
群馬県では、ぐんまの 「たからもの」 として、県内に残る養蚕、製糸、織物などの建物や場所、お祭りなどを対象に 「ぐんま絹遺産」 として約50件が登録されています。
明治政府の掲げた国策に沿って明治42年に日本は世界一の生糸輸出国になり、この地の製糸業は日本の近代化に大きく貢献しました。
平成19年1月、「富岡製糸場と絹産業遺産郡」 としてユネスコ世界遺産暫定一覧表に追加記載され、日本の世界遺産候補になりました。
今回は、その絹遺産郡の母体である 「富岡製糸場」、流通分野の碓氷線 「めがね橋」 を、そして製糸工女たちも参詣し、糸とり技術の上達を祈願していた1400年の歴史を持つ上野国の一之宮 「貫前(ぬきさき)神社」 を訪ねます。
以上のご案内に、大勢の皆様が参加されましたことを伺いました。
私は残念ながら参加できませんでしたが、友人から資料の提供を頂きましたのでご紹介させていただきます。
1.開 催 日
7月 6日(金) 蒸し暑く夕方小
参加者47名
7月 8日(日) 気温少々
参加者42名
7月11日(水) 気温
参加者34名 延べ123名参加
2.行程案内
千葉ー東関道ー首都高ー外環道ー関越道ー上信越道 松井田妙義IC
(1)碓氷第三橋梁・通称めがね橋
明治25年建設。設計者はパウネル技師と古川晴一技師。 煉瓦の数は200万個以上、高さ31m、長さ約90mは国内最大級の煉瓦造り アーチ橋として当時の土木技術の粋を集めた巨大構造物です。 平成5年に碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定。 |
(2)“アプトの道”
旧熊ノ平駅からめがね橋までのミニウォーキング(約1.5km)。見た目よりはきつくなかった旧線路へ上る階段。
熊ノ平殉難碑:昭和25年6月山崩れが起きて作業中の職員と家族が受難しました。
熊ノ平殉難碑
(3)富岡製糸場
7月6日(金)参加者 47人の皆様
ボランティアガイドさんの説明を頂く
(4)貫前(ぬきさき)神社 ~上野國の一の宮~
富岡市一ノ宮に鎮座する1400年の歴史を持つ社。 御祭神は「経津主神(ふつぬしのかみ)」と「姫大神(ひめおおかみ)」神官さんに、神社と宝物館を案内していただきました。 本殿 : 家光公の命により建造され、江戸時代初期の漆塗り極彩色。 明治45年特別保護建造物(旧国宝)に指定され、昭和25年、国の重要文化財に指定されました。 ![]() 本 殿 会長様のご挨拶より 7月定例会「富岡製糸場とめがね橋」は6日、8日、11日の三日間開催されました。三日間とも天候に恵まれ幸いでした。 ご参加いただきました123名の皆様 ありがとうございました。 折しも、定例会が終わった翌日の12日、文化審議会が「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産に推薦することを了承したとの報道がありました。 9月定例会 「市原」 は7月28日の登校日が申込み締切になります。 何よりも |