戦没者310万人を追悼する67回目の終戦記念日 合掌
平成24年8月15日(水)於「日本武道館」
会場の 「日本武道館」
式 壇
遺族4800人、来賓合わせて5800人が参列 オーケストラによる 「君が代」 斉唱
天皇・皇后両殿下と共に黙祷を捧げました お言葉を述べられる天皇陛下
この御製 ・ 皇后宮御歌は、平成七年の戦後五十年に際し、特に賜ったものであります。
御製は、侍従長山本悟氏、皇后宮御歌は女官長井上和子氏が謹書されたものを複製したものであります。
財団法人 日本遺族会
上記二枚、両殿下の御歌を書かれました色紙を記念に頂戴いたしました。
最高齢者の参列者 「靖国の妻」 献花をされる各県遺族代表の皆様
富山県高岡市 島倉ふみ様(98歳)
67回目の終戦記念日を迎えた8月15日 (水) 政府主催 「全国戦没者追悼式」 が東京都千代田区の日本武道館で行われました。
式典には天皇、皇后両陛下をはじめ、東日本大震災からの復興途上にある岩手、宮城、福島3県を含む全国各地の戦没者遺族約4800人、野田佳彦首相、衆参両院議長、
最高裁長官ら各界代表など合わせて総勢5800人が参列しました。
戦死した軍人・軍属約230万人と空襲や原爆で亡くなった民間人約80万人の計約310万人が追悼対象で、参列者は平和への誓いを新たに致しました。
野田首相が式辞を述べた後、正午の時報を合図に全員が1分間の黙とう。 合掌
天皇陛下のお言葉に続き、来賓が追悼の辞を述べられ、陸軍兵だった兄が沖縄戦で戦死した北海道蘭越町の下条司様 (89歳) が遺族を代表して追悼の辞を述べ、参列者の
代表が献花を致しました。
遺族のうち最高齢者は、夫がフィリピンで戦死した富山県高岡市の島倉ふみ様(98歳)
一方、最年少は曽祖父がビルマ(現ミャンマー)で戦死した千葉県印西市の黒沢大翔ちゃん(4歳)、優翔ちゃん(4歳)の双子の男児でした。
(厚生労働省による)
追悼式の参列者のうち戦没者の妻は、20年前に2415人、10年前に395人だったが、今回の参列予定は24人。
最も多いのは子どもで、3162人(65.6%)となった。子の世代の7割以上は70歳以上と、遺族の高齢化が一層進んでいる。
印西市遺族会会長のお祖父様 ママとご一緒に参列の大翔ちゃんと優翔ちゃん
NHKのニュースに写った千葉県参列者 千葉市遺族会代表16名の皆様
千葉県は「靖国の妻」 88歳のお方を初め、印西市の黒沢大翔ちゃん(4歳)、優翔ちゃん(4歳)の可愛い参列者を含む210名の遺族の皆様が参列致しました。
戦後も遠くなりましたが、戦争の悲劇を風化させる事のないように事実は事実として語り継いで参りたく思います。
恒久平和を願いますと共に、被災地の1日も早い復興を願い2012.8.15の記録と致します。