2016年(平成28年)11月11日(金曜日) 讀 賣 新 聞 記事より転載
2016年(平成28年)11月11日(金曜日) 毎 日 新 聞 記事より転載
県戦没者追悼式 遺族ら1000人参列、恒久の平和誓う /千葉
千葉県主催の戦没者追悼式が10日、千葉市中央区市場町の県文化会館で開かれた。遺族ら約1000人が参列し、日清戦争以降の戦没者5万7248人の冥福を祈った。
1954年から毎年開かれており、今回で63回目。
全員で黙とうした後、太平洋戦争中に東部ニューギニア(現在のパプアニューギニア)で父が戦死した遺族代表の石井猛さん(72)=松戸市=が、「父を失った時、家族は
母と祖母と幼い姉だけ。私は母の腹の中にいた。父に会うことはなかったが、今の平和国家が築かれたのは父を含めた英霊のお陰だと感謝している」と追悼の言葉を述べた。
母と祖母と幼い姉だけ。私は母の腹の中にいた。父に会うことはなかったが、今の平和国家が築かれたのは父を含めた英霊のお陰だと感謝している」と追悼の言葉を述べた。
森田健作知事も「戦争の体験と記憶の風化が危惧されている。二度と戦争を起こさないよう記憶を継承していかなければならない」と平和を誓った。