平成28年12月 靖国神社社頭に掲示されました遺書 合掌
東部ニューギニア地域遺骨収集調査団は、ゴナ、パサプア、サナナンダ、ギレオ、ブナ、エンダイデアの海岸線及びカブラハンボ、バゴーの
内陸部の村落をボートと車両を利用して廻り、原地住民の協力を得て、埋葬地を試掘するなどして遺骨の収容、確認に努めた結果、67柱を
収容しました。
過去にも調査団が複数回訪問して作業に努めております。と。
以上は日本遺族通信より「東部ニューギニア」の一部を転載させていただきました。
ご覧頂きました皆様には、上記に記載しました「東部ニューギニア」の地域名をご存じでしょうか?
毎月、遺族通信を拝読します度に、地図上でも探しきれない程の初めて聞く多くの地域でなぜ戦いをしなくてはならなかったのでしょうか?
昨年、天皇・皇后両陛下が慰霊にご訪島頂きましたペリリュー島も失礼ながら初めて確認させて頂きました激戦地でした。
戦後70年以上も経過しておりますが、遺族関係者は未だに悲劇を引きずって生きております。
収容されましたお遺骨は家族の元に還ることも侭ならぬ多くがありますが、お遺骨は「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」に奉安され、故郷日本の地に永久
の眠りについていただいております。
現在、36万4、896柱(平成28年5月30日現在)のご遺骨が「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」に奉安されております。
日本に於いては、戦争の悲劇が再び繰り返されます事の無き事を、又、今でも世界で争いが絶えません報道に心が痛みます。
心から世界の平和を願っております。
九段短歌につきましては休載から3ヶ月目を迎えておりますが、選者の三井先生のお身体をご案じ申し上げております。
紙面の都合であります事を願いながら、「九段短歌」を学ばせて頂きたく掲載を希望する者でございます。