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奈良便りのご紹介 -59ー 特別史跡藤原宮跡の発掘調査現場説明会について

2019年10月19日 11時16分12秒 | 奈良だより

奈良の前田様より貴重なお便りを頂きましたのでご紹介させて頂きます。

「前田様の説明より」

特別史跡藤原宮大極殿跡の発掘調査で、新たな発見があり、10月6日に現地説明会がありました。
飛鳥藤原地域の発掘調査は、昭和9年の発掘調査で所在地の確認がされ、以降も調査が続いていましたが、奈良文化財研究所が1969年に
飛鳥藤原地域発掘調査として引継ぎ、第一次調査として、藤原宮朱雀門・内濠・を発掘。
以来50年200次に当たる調査が今回の発掘調査でした。
今回の発掘調査では大極殿院北半部を、南北に区切る瓦葺の複廊形式の回廊跡が発見され、大極殿後方東回廊と名付けられています。
発掘調査の行われている藤原京跡は広い範囲でコスモスが植栽されていて、今見ごろを迎えています。
藤原京跡から東方を望めば、真近に天の香久山を背景に遠く音羽山(倉橋山)が眺められ、近代的な建物が写らないので、映画のロケ等も
行われているようです。

添付写真の説明
① 南門跡から大極殿跡  大極殿跡(この付近には発掘調査が始まる前に「鴨公小学校」が立っていました。
③ 発掘調査現場のパネル説明。 ④ 今回発見された回廊建物の復元図。 ⑤ 発掘担当者による現場説明風景。
⑥ 調査区の平面図。 ⑦ 大極殿院の調査区図面で、赤い部分が今回の調査個所 ⑧ ~⑩ 藤原京跡に植栽されたコスモス畑。後方は
「天の香具山」で、遠景に倉橋山(現 音羽山)が望まれ、近代的な建物もないことから、映画のロケなども行われます。
 
                   ①                                       
 
                                                          ④
  
                   ⑤                                       
 
                   ⑦                                         ⑧
 
藤原京跡に植栽されたコスモス畑。後方は「天の香具山」で、遠景に倉橋山(現 音羽山)が望まれ、近代的な建物もないことから、
映画のロケなども行われます。
コメント
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